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いのちの音―かけ橋になったスヒョン

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  • サイズ B4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 24X24cm
  • 商品コード 9784569683096
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

転落者を救おうとした若者の熱い思いとは!

ホームから転落した人を助けようとして落命した留学生。人間の秘められた力、素晴らしさを再認識させてくれる感動の物語です。

2001年1月に新大久保駅で大きな事故がありました。酔ってホームから転落した人を助けようとして、二人の男の人が線路に飛び降り落命した大事故です。

▼助けようとした一人・スヒョンは、韓国からの留学生でした。

▼自分の命を賭けてまで、人を救おうとしたスヒョン。しかし、スヒョンのことはマスコミで、短期間に大きく報道されたあとは、語られることも少なくなってきました。

▼この物語では、男の子がおじいちゃんとサッカーを見た帰り道、今では事故を想像することもできないホームを通過することから、はじまります。ホームにしゃがみこみ手を合わせたあと、忘れられたスヒョンのことを語るおじいちゃん。その話からスヒョンの姿を思い描く男の子。物語は二人の語りだけで静かに展開していきます。

▼スヒョンの行動の評価をするのではなく、どのように育ったのかを脚色を交えずにたんたんと紹介した「いのちを考える絵本」です。

内容説明

2001年1月26日。新大久保の駅で、大きな事故がありました…。やさしさ、強さ、あたたかさ…人として大切なことを教えてくれたひとつの哀しい出来事。4~5歳から。

著者等紹介

吉川良[ヨシカワマコト]
1937年東京に生まれる。’79年『自分の戦場』で第2回すばる文学賞

味戸ケイコ[アジトケイコ]
北海道に生まれる。『あのこがみえる』で、ボローニャ国際図書展グラフィック賞。『花豆の煮えるまで』で赤い鳥さし絵賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

杏子

22
朝からどうかと思ったけど、人権週間の読み聞かせということで1年生に読んでみました。反応はやっぱり薄かった。やはり、1年生にはちょっと早かった気がする。でもこんなことがあったんだよ、といのちの尊さと人を思いやる心を育ててほしいから。あえて、読んでみました。自分ではおそらく読むことはないだろうから…。楽しい読み聞かせにはならなかったでしょうが。2016/12/02

ヒラP@ehon.gohon

11
【再読】大人のための絵本2022/11/26

ゆにす

5
線路に落ちた人を助けようとして、自分も犠牲になってしまった韓国人青年の子ども時代からのお話。大切に両親に育てられたのだと思うと心が痛い。この絵本がというより、一人の若者の尊い行いが一人でも多くの人の記憶に残り続けて欲しい。2011/06/18

kr

0
2001年、新大久保で酔っ払いを助けようとして亡くなった韓国人留学生・スヒョンを悼む絵本。 2005/08/18

covut3

0
自分の命を投げ出す覚悟で人を助けようとするってすごい。2022/06/25

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