出版社内容情報
くませんせいは一緒に遊んでくれたりします。
病院入院中に寂しい思いをするこどもたちを温かく見守るお医者さんの話。くませんせいは、こどもの心をほぐすアイデアを次々に考え出します。
家族と離れ病院に入院するということは、こどもにとって不安で心細い体験です。そんなこどもたちを温かく見守る優しいお医者さんのお話です。
▼くま先生は、森の優しいお医者さんです。入院中のこどもの心をほぐすアイデアを次々に考え出します。きょうもやまねこのジョイくんが入院を嫌がって、布団をかぶっています。くま先生は、ジョイのお母さんのスカーフを借りてきて、ジョイの涙を拭きながら首にまいてあげるのです。そして、シーツをテントのように使い、キャンプごっこを始めました。あたたかな灯りのもと、バスケットのサンドイッチと水筒の飲み物。くま先生の大きな体に抱きしめられて、テントの中には信頼と心優しい空気が流れます。不安と寂しさで心を閉ざしていたジョイは、くま先生の優しさに心を開き,ようやく病気に立ち向かう気持ちになりました。そうして、くま先生も看護婦さんもみんな、心からほっとするのでした。
内容説明
くませんせいは、たのしいおいしゃさんです。ミミちゃんとおいしゃさんごっこをしたりするんです。4~5歳から。
著者等紹介
正岡慧子[マサオカケイコ]
1941年、広島県生まれ。主な作品に『きつねのたなばたさま』(世界文化社)、『かばんの中のかば』(あかね書房)などがある。日本児童文芸家協会理事
末崎茂樹[スエザキシゲキ]
1948年、大阪府生まれ。絵本に『わんぱくだん』シリーズ(ひさかたチャイルド)、『ともだちだいすき』シリーズ、『たまこさんがきた』(共に偕成社)などがある
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感想・レビュー
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