内容説明
『ソロギャル』と呼ばれる美少女・鈴原綺奈とルームシェアを続ける街川庵。
学校では誰にも懐かないなんて言われてた不器用な綺奈だが、
「朝ごはんできてますよ」
「お疲れならどうぞ。好きなだけおやすみしてくださいね」
パンケーキを作ってくれたり、ひざ枕をしてくれたり、すっかり庵との生活にも慣れてきた。
そんな中、二人は実行委員として文化祭を盛り上げることになるが――。
「ずっと街川くんと……いえ、庵くんと、したかったんです」
『とある出来事』がきっかけで関係に大きな変化が。さらには文化祭デートまですることになり!?
陽キャオタクとぼっちなギャルの青春恋物語、第二章。【電子限定!書き下ろし特典つき】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
27
少しだけ距離が近づいた『ソロギャル』の美少女・鈴原綺奈とルームシェアを続ける街川庵。彼が務める文化祭実行委員のパートナーに綺奈が立候補する第二弾。庵との生活で不器用ながらに少しずつ甘えてくるようになってきた綺奈が、文化祭実行委員になったことで起きる大小様々な軋轢を、仲間と協力しながらフォローする庵。苦い過去も乗り越える彼に惚れるのも無理はないと思うような展開で、けれど親友という関係性が逆に呪縛になる構図はもどかしかったですけど、ことりも絡めた複雑な関係性にも上手い落とし所を見つけたこれからが楽しみですね。2023/12/24
sao
7
読了。 どちらも幸せにして下さい。2024/01/01
椎名
7
超ステップで展開が進み、あまりのイチャイチャっぷりに振り落とされないようにしがみつくような感覚に陥ってしまった。しかしどれだけイチャイチャしようとも、その理由付けはしっかりある。むしろ具体的過ぎてカウンセラーかなにかかという状態ではあるのだが。妹も参戦したが、好きな気持ちを“シェア”したいという根本が変わっていないことになんだか安心した。しかしこの展開の早さだと、比較的こぢんまりと纏まることになりそうだなあという不安も。2023/12/31
mag
6
今巻は文化祭を中心に物語が展開されていきました。 1巻以上に面白かった。というか、化けました。 最高のラブコメ作品です。お互いがお互いを想いあっているものの、過去のしがらみの影響でその感情に蓋をしようとする二人。 それでも、二人でいる時間は居心地がよくて気持ちは抑えられない。そんな二人の糖度マシマシなやり取りと気持ちの葛藤が魅力的でした。 個人的には今巻はことりサイドの物語にズシンとくるものがありましたね。 幸せになって欲しい。 これからの展開がまた楽しみです!2024/01/10
のと
5
文化祭編。一気にいちゃいちゃ度がました巻でした。妹も参戦してきてわちゃわちゃしてました。2024/01/11