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とっておきのどうわ
ぼくんちのあんごう

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  • サイズ A5判/ページ数 78p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784569682907
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

家族の役割を考える上で参考になる一冊!

家族だけにしかわからない暗号を作ろう。ぼくの提案で、楽しい毎日がはじまった。言葉を通して家族の絆が深まっていくお話です。

妹のもも子の誕生日に、お父さんが子どもたちの指紋をとると言い出しました。誘拐事件が起こったときに、早くみつけてもらうための資料にするというのです。「じゃあ、誘拐されたときに家族だけでわかる言葉をつくったら……」ぼくの提案を聞いて、家族みんなで言葉づくりがはじまりました。母さんは逆さ言葉を考えました。「でも、新聞紙は逆さから読んでも同じだよ」と兄ちゃんが反発します。「では、思っていることの反対を言えばどうだろう」とお父さんが続けました。「好き」は「嫌い」、「きれい」は「汚い」というように変えようというのです……。

▼家族が、自分たちだけの言葉をつくる作業を通して、一つにまとまっていきます。主人公が連発する「大きらいだぞ」の本当の意味は「大好きだぞ」ということ。家族に対して口に出して伝えにくい思いも、こうすれば簡単に伝わります。家族だけの秘密を持つことで、絆が深まることを教えてくれる物語です。

内容説明

かぞくみんなでかんがえた、ぼくんちだけでわかるふしぎなことば。なぜだかこころがあたたかくなる「ぼくんちのあんごう」って…。小学1~3年生向。

著者等紹介

藤本義一[フジモトギイチ]
1933年、大阪生まれ。大学在学中からラジオ・テレビドラマの脚本、舞台台本を手がけ、67年『つばくろの歌』で芸術祭戯曲部門の文部大臣賞を受賞。74年『鬼の詩』で第71回直木賞受賞。歴史、教育、文化、風俗など幅広い分野で執筆活動を行なう

古味正康[コミマサヤス]
1946年、高知生まれ。日本児童出版美術家連盟会員。絵本、挿絵に幅広く活躍。幼年絵本、よみもの、ノンフィクションと幅広いジャンルで活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そる

135
子供No.3チョイス。No.3は「なんかよくわからなかった」と言っていたが確かに主題がはっきりしないかな。ってか「かもくってどういうこと」「火曜日と木曜日しか喋らないことだ」に大爆笑してしまいました(笑)。そして家族みんなで暗号と称して反対言葉を使うことにしてそのおかげで家族仲良くなるし勉強もするようになった、というちょっぴりできすぎでしたが家族のあたたかさ感じられるお話でした。結構おもしろいです。2020/04/17

退院した雨巫女。

6
《図書館‐通常》家族の仲良くていいなあ。家族で暗号で、話すっていいなあ。2012/11/08

ももか

2
全部はんたいでしゃべるから、いえでもそうしたくなった。2010/04/03

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