内容説明
善導大師が釈した“南無阿弥陀仏”の意を受けて、より深く阿弥陀仏の願意を説く親鸞聖人の『教行証文類』「六字釈」を講讃する、梯實圓和上最晩年の法話録。
目次
「六字釈」のこころ(其の一)―帰命釈(「南無」とは「帰命」である;勅命と帰命と信心 ほか)
「六字釈」のこころ(其の二)―発願回向釈(「六字釈」について;六字名号の意味 ほか)
「六字釈」のこころ(其の三)―念仏とは何か(如来の願いと呼びかけ;生きること、死ぬことの意味 ほか)
「六字釈」のこころ(其の四)―いのちの行方(名号とは仏さまの名告り;光と「いのち」の仏さま ほか)
著者等紹介
梯實圓[カケハシジツエン]
1927(昭和2)年生まれ。2014(平成26)年5月7日往生。本願寺派勧学、行信教校前校長、浄土真宗教学研究所元所長、大阪教区阿倍野組廣臺寺前住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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