出版社内容情報
文化人類学者のまじょはかせが世界の不思議を調べるシリーズ完結編。今回は人類発祥の地アフリカからグレートジャーニーの旅立ちを見た。 文化人類学者のまじょはかせが世界の不思議を調べるシリーズの完結編。▼最後の舞台になったのは人類発祥の地、東アフリカ。ここで原人から猿人、原始人となった人類の祖先が全世界にひろがった。その偉大な旅のことをグレートジャーニーとよんでいる。▼グレートジャーニーに興味をもっていたはかせは、原始の謎に興味をもち、原始人のあしあとを発掘したリーキー博士の奥さんに会う。そしてあしあと発掘の現場、オルドバイ渓谷にむかったまじょはかせは、原始時代にワープしてしまう。▼そこは、まだ衣服もなく、ことばももたない混沌の時代。しかし、死になみだし、食事時には笑いあう。そんな時代に人間とよべる生活があったことに、はかせは感動する。▼人間の不思議や謎を探ろうと世界を旅してきたはかせは、原始人をも人間として認め、大胆にもそれを証明しようとことばも通じない原始人とであうことにする。感動のラスト。 ●リーキー夫人の大発見 ●谷にはだれもいなかった ●真夜中のりょうしたち ●はじめての道具 ●さいごの嵐 ●グレートジャーニー
内容説明
グレートジャーニーとは、「偉大なる旅」という意味。これは、おおむかし東アフリカで誕生した人類が世界じゅうに広がった長いながい旅のこと。はかせは、この旅のはじまりでなにをみてしまうのか。小学中級以上。