出版社内容情報
九州の「平家山」で発見された若い女性の死体。捜査一課の東山は、真相を追ううちに能登の平家伝説にたどり着く。書き下ろし警察小説。
内容説明
大分・平家山に若い女性の死体があがった。手には赤い南天の実が握られていた。他殺か、事故か―東京から九州の無名な山に来た理由とは?特命捜査を任された東山刑事は、自分の出身地の大分と、死んだ女性の出身地である能登がともに平家伝説の地であると知り、独自の推理を進めていく。だが、東京・大分・能登をめぐるスクランブル捜査の果て、東山刑事を待っていたのは…。
著者等紹介
櫻田啓[サクラダケイ]
1947年、大分県生まれ。専修大学法学部卒業。警視庁、出版社勤務を経て、歴史小説の執筆に入る。(社)日本作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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