動物になる日

個数:
  • ポイントキャンペーン

動物になる日

  • 前田 エマ【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • ミシマ社(2022/06発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 44pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月27日 11時07分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909394682
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

前田エマ、はじめての書き下ろし小説集。素朴な疑問を手放さず、現代の生を潔く鮮やかに問う、珠玉の2篇。「動物になる日」「うどん」を収録。

著者等紹介

前田エマ[マエダエマ]
1992年神奈川県生まれ。東京造形大学卒業。モデル、写真、ペインティング、ラジオパーソナリティなど、活動は多岐にわたり、エッセイやコラムの執筆も多数おこなっている。本書が初の小説集となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MIHOLO

11
いつかどこかで読んだことがあるような、ないような独特の表現で、わかるわかる!と同意したり、ここは苦手だと思ったりした本だった。主人公のきぃちゃんが習うピアノの先生は歌手もやってる、ドレスを着た写真が飾ってあるけど、偽物のようだ。普段は毛玉がついた靴下履いてるのに。とか、学校の作文に赤がいれられることに憤慨、絵には赤をいれないのに、とか。なんか、ちょっと益田ミリさんテイスト入ってない?と思ったら、ミシマ社発行だった!激しく納得!2022/09/28

たいちーらぶ

5
主人公きいちゃんの一人称で書かれた小説だが、著者の人間性が溢れた一冊だと思う。生きるのは不器用かもしれないけれども、自分の居場所はちゃんとある。忖度なしで「コレが好き」と言える。そんなきいちゃんがとても可愛い。『死んだ人の形見を貰えるとしたら匂いがほしい』日常の些細な出来事もそのままにしないところにドキッとさせられる。懸命に働き生きていく中での様々な葛藤は誰もが経験する。そんな気持ちに寄り添ってくれる優しい物語だった。2022/06/19

4
昨日、斜里の「ヒミツキチこひつじ」で前田エマさんの朗読会があった。小さな温かい一軒家の一階で、小学校みたいな椅子に座ったり、地べたのお座布団に座ったりして、みんなで聞いた。朗読の前には演奏会があった。鹿のかぶり物をした男性。日中に浴びるように聞いた流氷を思い起こさせるような、水のせせらぎや氷の軋む音。からから、さらさら、ごつごつした、不思議な音。散々音に触れて、浸されてから、前田エマさんが「うどん」の中から「音」に関する場所を朗読してくれた。たくさんの、具体的な音。文字で音を聞いている感覚。2024/02/18

Hanako

2
物語は2つ。サクッと1日で読める本はわたしには珍しく、この本はスラスラと読んでしまった。特に後半のうどん屋での物語は、私も自営業の飲食店での経験があり、主人公に共感できる内容がいくつかあった。なんて事のないうどん屋さんの日常。いつものお客さん、変わったお客さん、優しい店長、美味しいうどん。お店のなかで混ざり合うさまざまな音が想像できた。またいつか読みたい。

nadami30

1
表題作と「うどん」の二部構成。 表題作はきわめてセンチメンタルで性的体験の原風景じみた、人間の交尾との出会いではある。 ユミちゃんって名前の女の子はたいがい魅力的だから良いと思う。 「うどん」はエッセイなのか小説なのかよく分かんなかったよわたしには。2022/08/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19785434
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。