出版社内容情報
歴史人物の生き方が語りかける現代のビジネスに活きる知恵とは? 会員60万人のビジネスサポートサイトの人気連載をまとめた好著。
内容説明
今を乱世と呼ぶ人がいる。国民不在の政局、沈み続ける日本経済に、自分の居場所すら惑う人も多い。これまでのセオリーは通用しなくなった。しかし、そんな先行き不透明な時代にこそ「歴史に学ぶ」という視点が必要になる。本書は、今の日本を形づくった“すごい”先人たち20人を中世・戦国・幕末から厳選して、その考え方・戦い方を解説。「混迷の時代」を生き抜く指針となる一冊。
目次
第1章 乱世を生き抜く闘争力に学ぶ(上杉謙信―毘沙門天の化身として義を貫いた越後の虎;伊達政宗―幕府を脅かした奥州帝国の王;武田信玄―最強軍団を支えた経済戦略と軍事戦略;前田利家―下克上の時代に天下人たちから愛されたリーダー;藤堂高虎―戦功と築城の才で戦国の世を生き抜いた実力は武将)
第2章 名補佐役の戦略力に学ぶ(島左近―関ヶ原に倒れた悲運の軍師;山本勘助―謎に包まれた武田信玄の軍師;竹中半兵衛―日本史上最強の軍師;黒田官兵衛―天下取りのチャンスを逃した名軍師;金地院崇伝―徳川幕藩体制を盤石にした傑僧)
第3章 天下取りの構想力に学ぶ(平清盛―武士の世を切り拓いた平安末期の“悪のヒーロー”;源頼朝―武家政治を確立した男;織田信長―近世の扉をこじ開けた破壊と創造の変革者;豊臣秀吉―天下統一を果たした男;徳川家康―乱世に終止符を打った戦国の覇者)
第4章 乱世を変える決断力に学ぶ(北条早雲―国盗りと人心掌握に長けた晩成の武将;高杉晋作―明治維新の原動力となった幕末の志士;坂本龍馬―日本の夜明けを夢見た男;西郷隆盛―「敬天愛人」を貫き散った、明治維新最大の功労者;勝海舟―幕末維新を駆け抜けた明治維新の立役者)
著者等紹介
泉秀樹[イズミヒデキ]
1943年、静岡県浜松市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。産経新聞社、三田文学などで記者・編集者を経て、73年に小説『剥製博物館』で第5回新潮新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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