出版社内容情報
今もふとあふれる涙、確かに聞こえるあの声──。辛口コメントで人気の著者が亡き夫への思いをしっとりと綴った、感動の夫婦愛物語。
内容説明
辛口コメントで人気の著者とその夫・周英明氏は、留学先の日本で出会い、結婚。その後、台湾独立運動に参加したことでパスポートの更新ができなくなり、共に政治難民となってしまう。それでも二人は多くの難題を乗り越え、異国の地で幸福な家庭を築きあげた。しかし2006年、周氏が他界。心の穴を埋めるべく、著者は本書を綴った。凛とした愛に胸が震える「夫=同志」との半生記。
目次
第1章 夫の発病
第2章 迫りくる死
第3章 出会い
第4章 青春、そして愛
第5章 結婚、家族
第6章 祖国台湾
第7章 語り継がれる周の人柄
終章 別れ
著者等紹介
金美齢[キンビレイ]
1934年、台北生まれ。59年に留学生として来日し、早稲田大学第一文学部英文科に入学。64年、周英明と学生結婚し、修士論文を書きながら二人の子を出産。71年、同大学院文学研究科博士課程修了。75年よりイギリス・ケンブリッジ大学客員研究員。早稲田大学英語講師等を経て、JET日本語学校校長を務める。現在、同校理事長。評論家。2000年5月~2006年5月、台湾総統府国策顧問。台湾独立を願い、日台の親善にも努め、政治、教育、社会問題等でも積極的に発言(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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