出版社内容情報
塚原卜伝、伊藤一刀斎、富田勢源、宮本武蔵、柳生兵庫助など、伝説の剣豪たちの神技や強敵との闘いを描いた著者の傑作短編をセレクト。
【著者紹介】
作家
内容説明
妖術を使う敵も一瞬にして打ち砕く塚原卜伝、薪一本で剣客を手玉に取る富田勢源、示現流を天下無敵の剣法に育てた東郷重位、剣術を変革する「直立ったる身の位」をとりいれた柳生兵庫助、佐々木小次郎を一撃で倒した宮本武蔵、杖ひとつで敵を“速死”させる柳生十兵衛、高田馬場の血闘で獅子奮迅の働きをした堀部安兵衛など、十人の高名な剣客たちの強さの真髄をみごとに描いた著者会心の短編小説集。
著者等紹介
津本陽[ツモトヨウ]
1929年、和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。サラリーマン生活を経て小説家を志す。1978年、『深重の海』で直木賞受賞。1995年、『夢のまた夢』で吉川英治文学賞受賞。2005年、菊池寛賞受賞。1997年、紫綬褒章受章。2003年、旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鵺
3
著名な剣豪の決闘シーンを描いた短編集。決闘のシーンは短く最後の数ページで描かれていた。2018/12/29
lily-hinax
0
剣豪好きは是非。結構ストイックで、裏切りません。
縁日
0
様々な流派の奥理を高名な剣豪の生涯とともにしたためた一作。時代背景や剣豪たちのとった戦術などが丁寧に描かれており興味深い。特に柳生兵庫助の章などは術理解説が殆どの話も多いため、津本氏の文章が好きな人には垂涎ものであろう。津本氏はストーリーや剣戟部分などのダイナミックな部分よりも背景や術理の解説などのスタティックな部分が優れているのでこういった短編形式のものはとても面白いと思う。2013/11/25
Panico
0
やはり津本剣劇は良い…でも雑誌掲載の2編以外はたいてい読んだことあるものからの抜粋ばかりでそこだけが不満。入門編にはいいのかも2012/09/01
niz001
0
たまにこういうの読みたくなるので購入。しまった。ほとんどバラで読んでるやん…2012/08/26
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