出版社内容情報
名随筆家として今なお愛される白洲正子。白洲家の町田市鶴川での30年を綴った「鶴川日記」をはじめ、計3篇収録の随筆集、待望の復刊。
【著者紹介】
随筆家
内容説明
「農村の生活は、何もかも珍しく、どこから手をつけていいか、はじめのうちは見当もつかなかった」―。本書は、名随筆家として今なお多くのファンを持つ著者の知性と感性が光る珠玉の随筆集。往時の町田市鶴川での幸福な日々と人々との交流を描いた「鶴川日記」。山の手育ちの著者が憶い出に残る坂を再訪する「東京の坂道」。梅原龍三郎・芹沢〓(けい)介そして祖父と過ごした日々を綴る「心に残る人々」を収録する。
目次
鶴川日記(鶴川の家;農村の生活;村の訪問客;鶴川の周辺)
東京の坂道(富士見坂から三宅坂へ;永田町のあたり;麹町界隈;国府路の町;番町皿屋敷;靖国神社の周辺;一ツ木の憶い出;赤坂 台町;赤坂から麻布へ;伝通院と後楽園;神楽坂散歩;八百屋お七と振袖火事)
心に残る人々(ある日の梅原さん;熊谷守一先生を訪ねて;熊谷先生の憶い出―追悼;芹沢さんの蒐集;バーナード・リーチの芸術;牟田洞人の生活と人間;角川源義さんの憶い出;北小路功光『説庵歌冊』;祖父母のこと)
著者等紹介
白洲正子[シラスマサコ]
1910年、樺山伯爵家の次女として東京に生まれる。幼少の頃から能に親しむ。学習院女子部初等科修了後、14歳で米国留学。直前に女性として初めて能楽堂の舞台に立つ。1928年帰国、翌年白洲次郎と結婚。戦後は青山二郎、小林秀雄らと親交を結び、文学や古美術の世界へ入っていく。随筆家として数々の執筆活動を続けた。1998年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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