出版社内容情報
作家から政治家、経営者、芸能人まで、あの人はどんな「死に際」だったのか? 「遺書を残す」「隠遁」「自死」など、日本人101人の死に方を探求。
【著者紹介】
札幌大学教授
内容説明
なんの前ぶれもなく、ぽっくり死にたい。そう考える人は多いだろう。しかし、死を考えることなく逝くことが、本当に幸福だろうか。本書では、作家、芸術家、俳優、政財界人として活躍した「あの人」のご臨終場面を再現。仕事現場で果てた人、延命治療を拒否した人、自死という美学を貫いた人など、現代日本人100余人の「死に方」を哲学者が徹底研究する。
目次
第1章 天寿をまっとうした「理想」の死
第2章 命の限りをふりしぼる
第3章 あとは野となれ山となれ
第4章 「準備」のない死
第5章 「準備」のある死
第6章 誰がために生きるか
第7章 死を超えて、死に臨む
第8章 わが学恩ある人たちの死
著者等紹介
鷲田小彌太[ワシダコヤタ]
1942年、札幌市生まれ。大阪大学文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科哲学・哲学史専攻博士課程修了。三重短期大学教授を経て、札幌大学教授。専門は、哲学、倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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