出版社内容情報
熾烈な競争が続く日本、韓国、中国の企業――自動車から芸能まで三国の業界地図の分析と各国の会社員の勤務形態、社風までを徹底比較
内容説明
サムスン、ＬＧ、聯想（レノボ）など近年、韓国、中国企業の躍進が著しい。日本とも密接な経済活動を行なう二国だが、職場環境や社員の意識などは日中韓で全く違う。例えば「中国人男性のアフター５は家事！？」「室長と名乗る社長がいる韓国」「日本の法人税は韓国・中国の約１．６倍！」など、似ているようで異なる三国のビジネス事情と業界地図を徹底紹介。面白い＆為になる一冊。
目次
１ 日本・韓国・中国の働く人事情（給料―平均では見えない賃金格差のトリック。韓国、中国の初任給は、日本より割高！？；賃金上昇率―下がり続ける日本、韓国の給料…。上がり続ける中国がうらやましい！；社長の給料―長者番付で日本人のトップは孫社長。しかし、なぜかお金持ちは中国に多い ほか）
２ 日本・韓国・中国の業界地図（電力業界―推進か、脱原発か？震災で評価が二分；石油業界―スケールでは優位な中国。ただし近隣国との軋轢も；鉄鋼業界―世界の鉄の半分を生産・消費する中国 ほか）
３ 日本・韓国・中国の企業のしくみ（組織体系―ピラミッド構造は３カ国とも同じだが、韓国、中国には社長よりエラい人がいる！；給与体系―基本給以外の手当は、会社しだい。中国には帰省手当を出す会社も！；福利厚生―有給休暇がとりづらい日本。韓国には年５回ボーナスが出る会社も ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドットジェピー
4
３か国の企業データ比較や労働についての内容がとても興味深かったです2024/09/09
ntoshishige
1
■2011/10頂き物 これはおもしろかった！仕事上この本の内容はおさえておかなくてはと思いました。2011/10/29
メカメカ
0
一応３国の「会社」の違いという題名ですが、実際は仕事の違いという印象です。 ただ読んでいて面白かったのは、色々な分野の３か国の代表的な会社や業界自体の動向を国ごとに書いているのは非常に面白かった。 各国がどこに強みがあるかがよくわかるし、必ずしもイメージ通りではないことも。 個人的には色々政治的には問題があるものの、近隣の国同士で対立していいことはあまりないと思っているので、互いのことがよくわかるこういった本がもっと読まれるとよいと思います。2016/07/31
†はるゆき†
0
日本が好きになります(´・ω・｀)
tubaki
0
パート１の日本・韓国・中国の働く人事情は興味深く読めた。各国それぞれアフター５にやってみたいことで、意欲の差を感じた。後半の労災内訳を見て、日本の働く人が余暇タイムにしたいことがコレになってるのかと…繋がってる。３か国、比較データ本。2012/01/25
