出版社内容情報
「ものごとはすべてリッチでなければならない」。リッチとは心の豊かさを表す。それをどれだけ体験できるかで美意識は変化していく……。
【著者紹介】
株式会社資生堂名誉会長
内容説明
「ものごとはすべてリッチでなければならない」―資生堂初代社長・福原信三の言葉は、いまも受け継がれ、多くのアーティストを生み出す資生堂文化の礎となっている。本書では、文化や歴史に学びながら、音楽、美術、映画や舞台、生物や自然のなかに潜む、リッチなものを取り上げる。本来、日本人が持っていた見えないものをみる感性、美意識を取り戻すに、どうしたらいいのかを読み解く一冊。
目次
第1章 文明は文化を駆逐する
第2章 日本の美意識とは何か
第3章 創造力は自然から誕生する
第4章 本物を知る
第5章 教養とは何か
第6章 見えないものをみる
著者等紹介
福原義春[フクハラヨシハル]
1931年東京生まれ。1953年慶應義塾大学経済学部を卒業と同時に株式会社資生堂に入社。1987年同社代表取締役社長、1997年代表取締役会長を歴任後、2001年より名誉会長。資生堂のグローバル展開を導くと同時に、文化芸術の振興にも積極的に取り組み、財界きっての読書家としても知られる。現在も東京都写真美術館館長、(公社)企業メセナ協議会会長、(公財)文字・活字文化推進機構会長、(公財)かながわ国際交流財団理事長、東京芸術文化評議会会長など多くの公職に従事しつつ、幅広い分野で執筆活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yamaneko*
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