内容説明
信長の妹お市の娘であり、秀吉の側室、茶々を姉にもつ浅井三姉妹の末妹「お江」。のちに徳川秀忠に嫁ぎ、家光を生み、明正天皇の祖母となった女性はどのような人物だったのか?本書では天下人に翻弄されたお江の生涯と、激動の戦国を生きた姫たち75人を美麗なイラストとともに紹介。
目次
第1章 乱世を生きたお江の生涯(織田信長の時代;豊臣秀吉の時代;徳川家康の時代 ほか)
第2章 戦国を駆け抜けた女性たち(謎多き「マムシ」の娘 濃姫;織田信長の後半生を支えた美女 おなべの方;「魔王」織田信長にもっとも愛された女性 吉乃 ほか)
第3章 知りたかった戦国女性あれこれ雑学(流行のファッションとはいかに?;戦国期ヘアスタイルの変化は?;戦国の女性を彩る化粧とは? ほか)
著者等紹介
小和田哲男[オワダテツオ]
1944年、静岡市に生まれる。1972年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、静岡大学名誉教授、文学博士。日本中世史、特に戦国時代が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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maito/まいと
7
来年の大河ドラマを先取り、な1冊。さらに、浅井3姉妹の他に戦国時代を彩る女性をなんと60余名も紹介するという、珍しい特集が組まれてます。また、戦国時代の女性に関するQ&Aが充実した内容でおもしろい。ボリュームこそ少ないものの、事前知識を深めるには最適です。2010/11/04
麻琴
1
再読。大河ドラマで江が取り上げられた時に便乗して出されたっぽい本。ドラマ自体は微妙だったけど面白い関連書籍が沢山出たのは良かった。この本では第一章で江と江の縁者について、第二章で様々な戦国時代の女性の人生を簡単に紹介、第三章が戦国女性雑学となっている。第二章が特に良かった。知っている話がほとんどだったけど、もっと深く知りたいと思える女性もいて、色々本を探してみたいと思った。☆42015/11/05
つねき
0
江をTVで見た影響から読んだけど、結構多くの人が取り上げられていたから某戦国ゲームのキャラの話もありかなり楽しめました。1人あたりの話がさっぱりまとめられてるので飽きなかったし読みやすかった。2013/04/24