内容説明
上司が嫌いだ、将来が見えない、今の仕事が自分に合っている気がしない―そんな思いを抱えると、だれだって「やめてやる!」と言いたくなる。けれど、そうして衝動的に退職した後、後悔する人は多い。本書では、「合わない上司の長所に目を向ける」「小さな仕事で実績をつくる」など、辞表を出す前に読んでほしい考え方のヒントを紹介。仕事観が変わり、明日から出社の足どりが軽くなる一冊。
目次
1章 「上司使い」のうまい部下になる
2章 「いい仕事」は妥協から生まれる
3章 次の仕事が待っている
4章 ラクに働き、「成果を出す」
5章 前向きになれば傷つかない
6章 「休み上手」は会社をやめない
著者等紹介
斎藤茂太[サイトウシゲタ]
1916年生まれ。精神科医・医学博士。斎藤病院名誉院長、日本精神科病院協会名誉会長、日本旅行作家協会会長など多くの要職を務めた。歌人で精神科医だった斎藤茂吉の長男。作家北杜夫の実兄。長年、家族・夫婦・子育て・心の病・ストレスを扱い、「心の名医」として熱い信頼を受けてきた。また、ユーモアあふれる柔和な人柄と、豊かな人生経験からの適切なアドバイスで多くの人から親しまれた。愛称は“モタさん”。2006年11月、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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