内容説明
「毎日、同じ服を着てくる」「注意するとパニックになる」「データ入力は得意でも接客は苦手」「こだわりが強すぎる」…。その人は、もしかするとアスペルガー症候群かもしれません。本書は、全国でも数少ない「大人の発達障害外来」の名医が、その“心のしくみ”と円滑なコミュニケーションの方法をやさしく紹介。本人とその周囲の人たちが抱える悩みに、真摯に向き合う一冊です。
目次
第1章 あなたのそばにいる「ちょっと変わった人」―もしかして「アスペルガー症候群」!?(アスペルガー症候群とはどのような病気なのか;病気の主な特性―かなり「個性的」です ほか)
第2章 アスペルガー症候群の特性を理解しよう(アスペルガー症候群の症状はさまざま;コミュニケーションの「基礎」がわかりにくいという特性 ほか)
第3章 大人の発達障害外来の現場から(「大人の発達障害外来」を始めるまで;発達障害専門外来の開設 ほか)
第4章 大人のアスペルガー症候群を支える「システム」とは?(どのようなサポート体制があるのか;就労できていない、これからという人には ほか)
第5章 脳科学でアスペルガー症候群の未来を拓く(心やさしき鉄人28号;アスペルガー症候群の障害の本質とは何か ほか)
著者等紹介
加藤進昌[カトウノブマサ]
昭和大学医学部精神医学教室主任教授。同大学附属烏山病院院長。東京大学名誉教授。医学博士。1947年、愛知県に生まれる。東京大学医学部卒業。帝京大学精神科、国立精神衛生研究所、カナダ・マニトバ大学生理学教室留学、国立精神・神経センター神経研究所室長、滋賀医科大学教授などを経て、98年には東京大学大学院医学系研究科精神医学分野教授。東大在職中には附属病院長もつとめた。専門は内分泌学。「変わっていく脳」「環境と脳」といった脳科学の知見を、PTSDや発達障害をはじめとする心の病気の治療に役立てたいと考えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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