PHP文庫<br> ひろう神―女髪結人情がたり

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PHP文庫
ひろう神―女髪結人情がたり

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  • サイズ 文庫判/ページ数 201p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569673745
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

女髪結をめぐる、人情味溢れる連作時代小説。

舞台は幕末の江戸。女髪結お徳の下を訪れる客たちが思わずこぼす人情ばなし。親子の絆、男女の悲恋等、市井の物語がしっとりと展開する。

舞台は幕末の江戸。

▼やむない事情で幼い娘と離ればなれとなり、裏店にひとり暮らす女髪結のお徳。

▼世間話をしながら女たちの髪を梳いていると、ことばでは言い尽くせない女の切なさが伝わってくる……。

▼傾いた家を救うために入婿をもらう花嫁の涙、女手ひとつで六人のわが子を懸命に育てる母の強さ、亭主の浮気を疑いながらも平静を装う妻の意地など、人情溢れる短編連作小説。

▼文庫オリジナル。       

●髪結いお徳 
●六部 
●お天道さま 
●脛の疵 
●ひろう神 
●ひとり相撲 
●濡れ衣 
●へそくり 
●つばくろ 

内容説明

舞台は幕末の江戸、やむない事情で幼い娘と離ればなれとなり、裏店にひとり暮らす女髪結のお徳。世間話をしながら女たちの髪を梳いていると、ことばでは言い尽くせない女の切なさが伝わってくる…。傾いた家を救うために入婿をもらう花嫁の涙、女手ひとつで六人のわが子を懸命に育てる母の強さ、亭主の浮気を疑いながらも平静を装う妻の意地など、人情溢れる短編連作小説。

著者等紹介

早瀬詠一郎[ハヤセエイイチロウ]
1952年、東京生まれ。男女の色恋を謳う江戸の古典芸能浄瑠璃「新内」の継承者の一人・岡本紋弥。また、脚本・放送作家として商業演劇・テレビ番組の台本を書く。2000年、小説家として『萩大老』(新潮社)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

42
スピノザといういい本を読ませてもらった後の本って中々選びにくい。いっそのこと時代モノをと。これ当りでした(#^.^#)。スピノザと同じく人情ものですが、女の切なさが見事に今の私と合致して!。一日違いのコロナ感染でなんでまだ私がしんどさを引きずってんねん!という怒り(# ゚Д゚)を込めて(笑)。いやいや女は耐えるだけではあきません!自活の道が一番!と娘達を育てましたが・・これもまた‥強い女になってしまいました。KUです是非(#^.^#)。2024/02/19

雨巫女

0
「濡れ衣」が一番好きです。2010/03/18

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