PHP文庫<br> 楠木正成と足利尊氏

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PHP文庫
楠木正成と足利尊氏

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  • サイズ 文庫判/ページ数 450p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569672700
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

正成と尊氏――二人は何のために戦ったのか?

神算鬼謀の将・楠木正成。武家の棟梁としての期待を担う足利尊氏。南北朝の激流に翻弄されながら己の道を進む二人の姿を描く長編小説。

鎌倉幕府滅亡から南北朝の動乱へ!

▼千早城に籠もって、幕府の大軍を翻弄した神算鬼謀の名将・楠木正成。

▼名門の家に生まれ、武家の棟梁としての信望を集める足利尊氏。

▼後醍醐天皇の倒幕運動に身を投じた二人の英傑は、互いに惹かれるものを感じながらも、建武の新政において敵と味方に。そして、湊川の決戦へ……。

▼新しい時代に向かって、己の道を進んだ男の姿を描く力作長篇小説。

▼文庫書き下ろし。

●序章 悪党の秋(とき) 
●一章 正成、参上 
●二章 千早の攻防 
●三章 高氏、起つ 
●四章 建武の新政 
●五章 中先代の乱 
●六章 崩壊 
●七章 尊氏、東上 
●八章 湊川の決戦 
●あとがき  

内容説明

鎌倉幕府滅亡から南北朝の動乱へ!千早城に篭って幕府の大群を翻弄した神算鬼謀の名将・楠木正成。名門の家に生まれ、武家の棟梁としての信望を集める足利尊氏。後醍醐天皇の討幕運動に身を投じた二人の英傑は、互いに惹かれるものを感じながらも、建武の新政において敵と味方に。そして、湊川の決戦へ…。新しい時代に向かって、己の道を進んだ男の姿を描く力作長篇小説。

著者等紹介

嶋津義忠[シマズヨシタダ]
1936年、大阪生まれ。1959年、京都大学文学部卒業、産経新聞入社。化学会社代表取締役社長を経て、作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

0010

5
この手の本を読めば読むほど、足利忠義は名宰相に感じる。それに比べて、新田、楠木陣営は人がそろってないですね。2016/08/12

maito/まいと

5
世の中の変革時に、変革の基軸にいた2人の武将の物語。南北朝という、難しい時代に何を持って武を振るい、何を持って政を行うか、正成と尊氏の切ない共振に魅せられました(もうすこし深く突っ込んで欲しかった気はします。北方南北朝のように)想いはありながら実現には手が届かなかった正成と、世を変える力を持ちながら方向性を見いだしきれなかった尊氏。果たしてどちらが人として、漢として意義ある生なのか、考えさせられます。2010/10/16

にゃららん

0
時代の流れを知らない人には、話の展開が、少し分かり辛いような気がする。 その一方で、多少でも流れを知っていると物足りない感じ。 史実を基にするにしても、もう少し物語性を高くしてほしかった。2015/03/13

夕焼け

0
ただただ楠正成がかっこいい。2012/04/13

タケ

0
この二人へ焦点をあてているためか、「いきなりここから始まるのか!」となった。2012/02/23

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