出版社内容情報
つらい生き方をしている大人のための処方箋。
なぜ、心豊かに、人にやさしく、満足感をもって生きられないのだろうか? そんな「大人になれない大人」たちの心を成長させるヒント。
五歳の子どもに、三十歳のビジネスマンのような生き方はできない。しかし「五歳児の大人」は、何の責任も負うことなくチヤホヤされていたいと願いながらも、「大人として」生きなければならないのだ。大人になりきれない人にとって、自信もなく、人を許せず、軽蔑を恐れながら過ごす日常は辛い。それに振り回されるまわりの人もまた、辛いはずだ。
▼本書は、大人のフリに疲れた人の困った言動とその原因を分析し、今より心豊かに、人に優しく、満足感をもって生きるための方法を、自身も「五歳児の大人だった」という著者が説き明かす。彼らを上司や同僚、家族や友人に持ってしまった人たちにも役立つ心理学。
▼「最近の日本の親は五歳児の大人が多い」「五歳児の大人を救う3つの条件」「幼稚さを認める勇気を持とう」など、現代社会の問題点や問題解決のための具体的アドバイスを満載した人生論。
▼『「五歳児の大人」とそのまわりの人のための心理学』を改題。
●はしがき 子どものまま、大人になってしまった人々へ
●第1章 「五歳児の大人」とはどんな人なのか
●第2章 五歳児の大人は、五歳児の愛を求める
●第3章 五歳児の大人が、自立するときの苦しみ
●第4章 「母なるもの」にしがみつきたい
●第5章 五歳児の大人たちと「心の支え」
●第6章 自分と向き合えば、生き方が変わる
内容説明
心の成長が足りないまま社会に出た「五歳児の大人」は、自信がなく、人を許せず、軽蔑を恐れながら生きている。本書は「大人のフリに疲れた人」の困った言語とその原因を心理的に分析し、今より心豊かに、人に優しく、満足感をもって生きるための方法を説く。彼らを、上司や同僚、家族や友人に持ってしまった人たちにも役立つ人生論。
目次
第1章 「五歳児の大人」とはどんな人なのか
第2章 五歳児の大人は、五歳児の愛を求める
第3章 五歳児の大人が、自立する時の苦しみ
第4章 「母なるもの」にしがみつきたい
第5章 五歳児の大人たちと「心の支え」
第6章 自分と向き合えば、生き方が変わる
著者等紹介
加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年、東京に生まれる。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学准研究員をつとめる。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所准研究員、日本精神衛生学会理事、日本産業カウンセリング学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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