出版社内容情報
親子が本当に幸せになれる、新しい“しつけ”。
子どもは親の期待通りには育ちません。行き過ぎたしつけがもたらす様々な弊害と、親子が幸せになるために、何が大切なのかを考える本。
勉強や生活態度など、子どもの成長を願えばこそ、日々叱ってしまうことの多い「しつけ」。しかし、問題行動を起こす少年・少女達のカウンセリングを数多くこなす著者は、親の過剰な期待と干渉、いわゆる「行きすぎたしつけ」こそが、逆に子どもの心の歪みを作り出していると警告します。
▼世の中に溢れる子育て情報に振り回されて、「子どもをしっかり育てなければならない」とわが子を管理・支配する一方で、「いい母親にならなければいけない」と自分を犠牲にしてまで子どもの幸せを願う……。本書ではそういった子育ての歪みの根源や問題を抱えた親子関係の行く末を明らかにしつつ、その解決に向けて親ができることを明らかにしていきます。
▼「子どもは親の期待通りには歩かない」「少子化で進んだ親の『支配』」「親と子の心を結ぶ会話法」など、「親の言うことを聞いていれば幸せになれる」という思い込みに疑問を投げかけ、「親子が幸せになれるしつけ」について考えます。
[序]子どもをしつけようとしないこと
[1]子どもは親の期待通りには歩かない
[2]体罰はなぜいけないのか
[3]子どもの生涯を縛る「親の言葉」
[4]時代に追いつめられる母親たち
[5]最近の子どもは変わったか?
[6]青年期の悲痛な叫び
[7]少子化で進んだ親の「支配」
[8]しつけがもたらす弊害
[9]「こども」という存在を考える
[10]大人たちの「誤った信念」
[11]十分に甘え、少しずつがんばることが大事
[12]幸せは「自分が好き」な人に
[13]親と子の心を結ぶ会話法
内容説明
勉強や生活態度など、子どもの成長を願えばこそ、日々叱ってしまうことの多い「しつけ」。しかし、問題行動を起こす少年・少女達のカウンセリングを数多くこなす著者は、親の過剰な期待と干渉が、逆に子どもの心の歪みを作り出していると警告します。本書は「親の言うことを聞いていれば幸せになれる」という思い込みに疑問を投げかけ、「親も子も幸せになれるしつけ」について考えます。
目次
子どもをしつけようとしないこと
子どもは親の期待通りには歩かない
体罰はなぜいけないのか
子どもの生涯を縛る「親の言葉」
時代に追いつめられる母親たち
最近の子どもは変わったか?
青年期の悲痛な叫び
少子化で進んだ親の「支配」
しつけがもたらす弊害
「子ども」という存在を考える
大人たちの「誤った信念」
十分に甘え、少しずつがんばることが大事
幸せは「自分が好き」な人に
親と子の心を結ぶ会話法
著者等紹介
長谷川博一[ハセガワヒロカズ]
1959年愛知県生まれ。東海学院大学人間関係学部心理学科・大学院人間関係学研究科臨床心理学専攻教授。東海学院大学大学院附属心理臨床センターセンター長。臨床心理士。専門分野は心理療法、虐待、青少年問題、犯罪心理、人格障害。親の立場から虐待問題にアプローチする「親子連鎖を断つ会」などを主宰。不登校児童へのメンタルフレンド派遣、数々の事件の心理鑑定も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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