内容説明
とりあえず書き始めて、結論は途中で考える…。こんな文章では、読み手は最後まで「何が言いたいのか」分からず困ってしまいます。本書は、Eメールや学生のレポート、ビジネス文書にまで応用できる“論理的に書く文章術”を丁寧に解説します。「結論はしめくくりに書く?」「『思い』をあれこれ詰め込まない」「主張はつねにクールに」など、そのルールさえ守れば論理的に書くことは簡単なのです。
目次
1章 論理的に書くための基本
2章 主張の大原則
3章 根拠を詳しく書く
4章 論理的に構成する
5章 論理的に書くための基礎トレーニング
6章 自分の文章を書く
著者等紹介
小野田博一[オノダヒロカズ]
東京大学医学部保健学科卒。同大学院博士課程単位取得。日本経済新聞社データバンク局に約6年勤務。JPCA(日本郵便チェス協会)第21期日本チャンピオン。ICCF(国際通信チェス連盟)インターナショナル・マスター。ICCF delegate for Japan(ICCF日本代表委員)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kenn2
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論理的な文章は主張とそれを支える根拠でなりたつ。主張に「~思う」という表現を使ってはダメ。※著者がフェミニストだということはよくわかった。2011/08/10
渡辺パコ
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この手の本の中では、なかなかよい本。2011/05/23
いかちょー
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始めに主張、そして根拠を書く。論文などをよく書いている人には当たり前のように思えることも、いざ自分が論理的に書こうとするとなかなか難しい。日本語そのものが結論を後に置く構造になっているので、意識しないと、主張が曖昧になる。本書を参考にして論理的な文章の書き方を磨きたい。2010/11/29
aoiro_moon
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「論理的に書く」意識を持たせるためにはなかなか良かった。 徹底的にかつ繰り返し要点を提示してくるのでとにかく「意識」は持つようになる。 例文にちょいちょいフェミニストっぽさを混ぜてくるのは若干疑問ではあるけど。2008/11/09
あづさ
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論文の書き方を図式化したりしてわかりやすく説明している。2008/08/25