内容説明
かつて武勇一辺倒だった生粋の猛将が、のちに儒学者にも優るほどの学問を身につけ、恐るべき知将へと転じた―。その名は、呂蒙。かの有名な赤壁の戦いで大きな功績を挙げた呂蒙は、魯粛が死去したあと、荊州方面の責任者となり、巧みな計略を用いて関羽を捕らえることに成功。荊州全域を呉の支配下に置くようになる。知勇兼備の波乱に満ちた男の生涯を描く、長編歴史小説。
著者等紹介
芝豪[シバゴウ]
作家。1944年、北海道生まれ。金沢大学法文学部を卒業。『士魂の海』(海越出版社/学研M文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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