内容説明
テレビCMで、街のBGMで、確実に耳にする機会が多くなったクラシック音楽。しかし、かたいイメージが邪魔して、もう一歩踏み込めないという人も多いのではないだろうか?本書は、学校では教えてくれない、クラシック音楽の入門書。「バッハはなぜ音楽の父?」「名器ストラディヴァリの音の秘密とは?」など、クラシック音楽を聴くのが100倍楽しくなる知識を一挙公開。
目次
第1章 実は気になる、音楽史にまつわる疑問(最古のクラシック音楽はどの曲?;バロック音楽とバロック絵画はどう関係あるのか?;オペラから音楽が発展したというのは本当か? ほか)
第2章 作曲家たちの気になる疑問(ヴィヴァルディの「四季」が死後、忘れられていたって本当?;バッハはなぜ「音楽の父」なのか?;ハイドンの交響曲のタイトルは、なぜ、ふざけたものが多いのか ほか)
第3章 作品や演奏、人物にまつわる、さまざまな疑問(指揮者という職業はいつ誕生したのか?;名ピアニストだった作曲家は誰?;悪魔に魂を売ったといわれたヴァイオリニストとは? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メカメカ
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表題の通り、クラシック音楽についての雑学書。 基本的には著名な作曲家のことについて羅列しています。 自分のように特に知識のない人間の導入としては良いのではないでしょうか。それなりに知識のある方には物足りないかもしれませんが。 バロックやロマン派などの意味を知れただけでも良かったように思います。2017/10/19
Soichiro
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この手の本はそろそろ読み飽きてきたな。2014/08/14
うたまる
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「バロックとはポルトガル語で”ゆがんだ真珠”という意味であり、けっしてほめ言葉ではない。むしろ否定的なニュアンスの言葉だった。(中略)ルネサンス時代に芸術において重要視されていたのは”均衡”と”調和”。それをバロックは否定したのである。当然、バロックの特徴は”不均衡”と”不調和”となる」2010/02/19