PHP文庫<br> 自分のうけいれ方―競争社会のメンタルヘルス

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PHP文庫
自分のうけいれ方―競争社会のメンタルヘルス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 266p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569668390
  • NDC分類 159
  • Cコード C0112

出版社内容情報

激しい競争社会に生きる現代人へのアドバイス。

人は生き始めるスタートラインが違っている。――「自分ばかりソンしている」と思ったら読んでほしい、人生に立ち向かうための心理学。

人生は、うまくいかないようにできている。しかし、人生はやり直しがきく。それなのに「どうしようもない」と思っている人は多い。競争の激しい現代社会で「いつもうまくいく」ことなどありえない。つまずくたびに嘆いたり、人をうらやんだり、自分を責めてばかりでは、心は「居場所」を見失ってしまう。

▼本書は、思うように生きられずに苦しんでいる現代人に贈る、人生に立ち向かうための心理学。傷ついても、立ち直る――そのヒントがここにある。

▼「うまくいっている人生とは問題のない人生ではなく、問題を解決している人生である。生きがいとは、その問題解決の積み重ねの中で味わうものなのだ」「人は行き始めるスタートラインが違う。だから、到達した地点ではなく、自分が走った距離で自分の人生を評価することだ」など、行き詰まった時や「自分ばかりがソンをしている」と思った時に大きな励ましとなるアドバイス満載。

▼『運命のうけいれ方』を改題。

●第一章 なぜ人間関係がうまくいかないのか 
●第二章 生きる辛さが軽くなる五つのやり方 
●第三章 ほんとうの自分に出会う 
●第四章 自分と仲良くなる 
●第五章 運命を受け入れれば、新しい自分が見つかる 
●第六章 すべての道は幸せにつながる 
●第七章 幸せのかたち

内容説明

人生は、うまくいかないようにできている。それを嘆いたり、人をうらやんだり、自分を責めてばかりいると、「心」は居場所を見失う。うまくいっている人生とは問題のない人生ではなく、問題を解決している人生である。生きがいとは、その問題解決の積み重ねの中で味わうものなのだ。本書は、人生に立ち向かうための心理学。傷ついても、立ち直る―そのヒントがここにある。

目次

第1章 なぜ人間関係がうまくいかないのか
第2章 生きる辛さが軽くなる五つのやり方
第3章 ほんとうの自分に出会う
第4章 自分と仲良くなる
第5章 運命を受けいれれば、新しい自分が見つかる
第6章 すべての道は幸せにつながる
第7章 幸せのかたち

著者等紹介

加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年、東京に生まれる。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学準研究員をつとめる。早稲田大学教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所準研究員、日本精神衛生学会理事、産業カウンセリング学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さと

49
これでもかと自分の心の状態を説明され、容赦なく重ねた衣を剥されたような気分。私は大きな幼児的願望を持っている。それによって苦しんできたことも事実。「それがあったから私という固有の人生が存在する」と決断し諦念しなさいと。私はここへきてやっと自分の過去を受け入れる準備と覚悟ができた気がする。ずっと訪れたいと思っていたセラピストを訪ねようと決めた。あるがままの自分を受け入れるために一歩を踏み出すのだ。自分を好きになるために、人を好きになるために。2015/04/15

太田青磁

17
人は誰でも周囲の人から何かを期待されている。ところが、その期待されている役割と違った役割を果たそうとするから、周囲の人から嫌がられるのである・大切なことは自分の特徴をよく考えて「スーパーマンになろうとするな」ということである・なんでもないことでもすぐにストレスで緊張してしまう脳、それが自分の脳の個性なのである・虚栄心が強い人はまず、自分はノイローゼになる運命を持って生まれてきたということを受けいれることである・癒やされない傷か、癒される傷かは、傷自体の問題ではない。その傷を受けた人の心の問題である2020/07/08

太田青磁

12
・社会から期待されている役割と、その人の心理的能力とが違うときに、人は苦しむ・人生がうまくいかないときは、自分は何を無理しているのだろうと考える・被害者意識にたってものをいう人は愛を求めているのである。・「役に立っている」のだから「自分は迷惑でないと感じられる・自分は誰からも責められていない。自分には生きる価値がある。自分は誰にも気が引ける必要はない。自分は皆に嫌われていない。自分はここにいてもよい。自分は安心して生きていい・あなたが「それをしていた」とき、あなたの心の世界では何が起きていたか2012/01/01

オ・パッキャ・マラ夫

11
もっと早く決断するべきだった とか、こんなことしている場合じゃない と思いながらも、どうなることもできず、もどかしくなったり焦ったり虚しくなったりしていましたが、それを全て含め私であって、無駄だったと思えることも含まなければ私ではなかったのだと感じれるようになりました。私は私以外の他の誰でもない。そんなことを思っているうちに、辛いこと 無駄なこと、全てが私にとって必要なんだと思えてきました。2015/07/27

mitya

10
自分は間違った方向に努力していたのかもしれないなと思いました。自分の性格に悩んでしまうことが度々あるけれど、「これだから私なのだ」と受け入れよう。母親の役割は子どもの不安を取り除くこと、とあって、母親の役割の重要性を改めて考えさせられました。2014/04/26

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