PHP文庫<br> 世界四大宗教の経済学―宗教とお金、その意外な関係

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PHP文庫
世界四大宗教の経済学―宗教とお金、その意外な関係

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  • サイズ 文庫判/ページ数 249p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569667362
  • NDC分類 160
  • Cコード C0114

出版社内容情報

宗教とお金の意外な関係に迫る画期的な一冊!

「ユダヤ人はなぜお金儲けがうまいのか?」「キリスト教では借金の帳消しを勧めていた?」――など、お金と宗教の意外な関係に迫る一冊!

「なぜ、ユダヤ人は金儲けがうまいのか?」――その秘密は、意外にもユダヤ教の教えの中に隠されていた!

▼本書は、世界の主な宗教である、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教・仏教から、ジャイナ教・儒教・ギリシアの古代宗教にいたるまで、「お金をどのように扱うべきか」という知恵について、わかりやすく解説したものである。

▼「お金を取られたら相手を罰するよりも、取り返すことに関心があるユダヤ人」「借金帳消しを勧めることで、“敵を愛せよ”というメッセージを伝えたイエズス」「利息を取ることが禁止されたイスラム教」「お金だけでなく、“笑み”や“よい言葉”もお布施となる仏教」「すべての生き物の殺生を禁止されたことで、農業などの生産活動ができず、自然と賃金業が発達したジャイナ教」など、それぞれの宗教とお金の意外な関係は驚きの連続だ!

▼今まで語られることのなかった驚きの歴史を明らかにする、画期的な一冊!

▼文庫書き下ろし。

●第一章 ユダヤ教とお金 
●第二章 キリスト教とお金 
●第三章 イスラム教とお金 
●第四章 仏教、その他の宗教とお金

内容説明

ユダヤ人のお金儲けがうまい理由…それは、意外にもユダヤ教の教えの中に隠されていた!本書は、世界の主な宗教が教えている「お金をどのように扱うべきか」という知恵について、わかりやすく解説したものである。「利息を取ることが禁止されたイスラム教」「お金だけでなく、笑みやよい言葉もお布施となる仏教」など、“宗教とお金の秘密の関係”をいま明らかにする。

目次

第1章 ユダヤ教とお金(お金のリアリズム;聖書の神が決めた罰金と刑罰 ほか)
第2章 キリスト教とお金(お金と偶像神の古い関係;マネーを神とするな ほか)
第3章 イスラム教とお金(経済行為としての盗み“ラジーア”;アラブ人とイスラム教 ほか)
第4章 仏教、その他の宗教とお金(金銀に触れてはならない;インド的禁欲の源泉 ほか)

著者等紹介

白取春彦[シラトリハルヒコ]
青森市生まれ。独協大学外国語学部ドイツ語科卒業。1979年、ベルリン自由大学入学。哲学・宗教・文学を学び、85年に帰国後、著述業に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yoshi

2
宗教の原典に即してその中で経済的な部分がどう語られているのかを書いてある本。 マックスウェーバーの話が出てきたが、こうした宗教と経済の結びつきを学者が解き明かすトライの例はマックスウェーバー以外に中々おらず偉大だったんだな等と(マルクスはちょっと違うような、、) イスラムの強奪OKは本当か?とか実際イスラムの知人がいるが、一見良くしてくれるようで実際はそのように見られているのか、、とか色々考えてしまった。2022/01/31

小町

2
よく知らないイスラム教やジャイナ教に触れてあって面白かったけど、経済学という意味で新たな発見は少なかった…。厳しい環境が経済力を高めるのは、南国より雪国のが天才が生まれやすいのと同じですな。2012/05/09

コギコギ555

1
知っているようで知らないことが意外とありました。マルクスがユダヤ系だったとか…。日本仏教については、かなり辛辣。でも確かに納得できるとこもあるし、ふむふむ。この著者の違う書籍も読んでみようかな。2019/08/03

naoto

1
いかに宗教がカネに汚ないかを暴く本かと思ったら、まともな本だった。それでもやっぱり、宗教はカネに…だけじゃないけど、汚ないイメージは変わらないな。キリスト教はいろいろ言われてるけど、イスラム教や仏教にも辛口だったな。面白かったよ。2017/08/06

madoka

1
「宗教と経済」より「宗教と政治」の方が密接なかんじがしていたが、生活とお金が密接ということはやはり宗教にも関わってくるのだとわかった。それぞれの捉え方の違いがおもしろい。

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