出版社内容情報
桧舞台を終えたあの有名人たちの意外な晩年!
アウトドアを満喫した伊達政宗、三度妻を迎えた小林一茶、慈善事業に尽くした清水次郎長など、史上の著名人の「その後の人生」に密着!
晩年はアウトドアを満喫した伊達政宗、大大名から蹴鞠の宗匠になった今川氏真、体調不良と闘いながら大御所政治を行なった徳川吉宗、晩年に3回若い妻を迎えた小林一茶、隠居後に全国を測量旅行した伊能忠敬、新選組隊士から伝道師になった結城無二三――日本史上に名を刻んだ人物のなかには、人生の前半と後半とで、意外なほど境遇が違ってしまっているケースが数多い。落差が大きければ大きいほど、その生き様からは滋味あふれる教訓がにじみ出てくる。
▼本書は、鎌倉時代から明治・大正時代まで、合計40人の「その後人生」を追いかけたユニークな歴史読み物。歴史の意外な知識に出会いたい人にも、人生後半について考えたい人にもおすすめである。
▼月刊誌『PHPほんとうの時代』に連載中には、読者の人気投票でナンバー1になったこともあり、内容は折り紙つき。人物にゆかりの地の写真も満載し、眺めるだけでも楽しめる本文デザインに工夫されている。
●第1章 戦国を生き抜いた「その後」
●第2章 江戸の「その後」の達人
●第3章 明治・大正の「その後」
●第4章 文人・学者の「その後」
●第5章
内容説明
晩年はアウトドアを満喫した伊達政宗、体調不良と闘いながら大御所政治を行なった徳川吉宗、晩年に三回若い妻を迎えた小林一茶、新選組隊士から伝道師になった結城無二三…。人生の桧舞台を終えた後、ユニークな「後半生」を過ごした人物を取り上げ、その終焉までを追いかけた歴史読み物。歴史の意外な知識に出会いたい人にも、人生後半について考えたい人にもおすすめ。
目次
第1章 戦国を生き抜いた「その後」(大友宗麟―理想郷の建設を夢見た晩年;伊達政宗―アウトドアを満喫して過ごす ほか)
第2章 江戸の「その後」の達人(徳川吉宗―半身不随と大御所政治;松浦静山―大著『甲子夜話』に懸けた三十五年 ほか)
第3章 明治・大正の「その後」(徳川慶喜―「趣味三昧」で過ごした後半生;榎本武揚―「賊軍首魁」から明治政府高官へ ほか)
第4章 文人・学者の「その後」(鴨長明―文学・音楽・仏教三昧の生活;阿仏尼―「和歌の家」の相続裁判に力を注ぐ ほか)
著者等紹介
泉秀樹[イズミヒデキ]
1943年静岡県浜松市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。産経新聞社、三田文学などで記者・編集者を経て、73年に小説『剥製博物館』で第5回新潮新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- 松島かのん DAILY DIARY 【…
-
- 電子書籍
- プリンシピア 自然哲学の数学的原理 全…
-
- 電子書籍
- ミルキーピア物語(6) 京美対京美 南…
-
- 電子書籍
- ベル・エポック 5 クイーンズコミック…