出版社内容情報
西郷が思い描いた国家とは? リーダーとは?
理想の国家とは? 指導者が備えるべき資質とは? 国家観からリーダー論・税制まで、西郷隆盛が思い描いた「国のかたち」を現代語訳。
幕末きっての軍人であり、「廃藩置県」などの政治的難事業をやり遂げた稀有の政治家であり、一流の学識者でもあった西郷南洲。晩年こそ国賊として追われ、不遇の最期を遂げたが、「西郷こそ真のヒーロー」と今なお多くの人から慕われ続けている。
▼本書は、維新後、かつての仇敵・元庄内藩士たちが、西郷の温かい人柄や教えに触れ、感激してまとめた43篇の遺訓集を、今日まで伝わる西郷のエピソードや談話などを交えながら、現代風の読み物に再編集したもの。「敬天愛人」「幾たびか辛酸をへて志はじめて堅し」「入るを量りて出るを制する」などの名言も、西郷から直接語りかけられているような気分で読めるはずだ。
▼明治維新という激動期、“新しい日本の国づくり”のために、51年の人生のすべてを捧げた西郷の言葉から、ビジネスや組織運営のヒント、あるいは人生の苦悩を乗り越えるアドバイスを得る人も多いだろう。ビジネスマンの座右の書にしたい一冊。
●第1章 上に立つ者
●第2章 政治のこと、カネのこと
●第3章 道を行う
●第4章 日々を生きる心得
内容説明
幕末から維新後にかけて、日本の未来と誇りを守るために奔走し、数多の難事業を達成した西郷南洲翁。晩年こそ国賊として追われ、不遇の最期を終えたが、「西郷こそ真のヒーロー」と今なお多くの人から慕われ続けている。その彼の遺したリーダー論、財政論、危機管理論は、まさにビジネスの要諦を述べたもの。ビジネスの指針として、人生の指針として、座右の書にしたい一冊。
目次
第1章 上に立つ者(本当のリーダー;組織運営のビジョン ほか)
第2章 政治のこと、カネのこと(税金;収入と支出 ほか)
第3章 道を行う(天を相手にせよ;自愛の落とし穴 ほか)
第4章 日々を生きる心得(学問の意義;至誠 ほか)
著者等紹介
長尾剛[ナガオタケシ]
東京生まれ。東洋大学大学院修了。ノンフィクション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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