内容説明
「思いやりのある子」「一人でできる子」「がまんできる子」に育ってほしい―親なら誰でもそう願うものですが、ついつい過保護になったり、干渉しすぎたり、いたずらや冒険を禁止しがちです。しかし、子どもは本来、遊びや生活の体験の中から思いやりや自発性を育んでいくものです。子どもを「よい子」のわく組にはめ込むのではなく、「伸びていく子」に育てるヒントが満載の“ひらめ先生”しつけ教室。
目次
第1章 お父さん、お母さんに知ってほしいこと―「温かい心」をもつ子に育てよう(子どもの情緒の安定のためにできること;「思いやりって何?」 ほか)
第2章 理想の子どもは「一人でできる子」(「悪い子」と怒ってしまう前に―「いたずら」は自発性の出発点;子どもの発達と行動を見ながら―稽古事は子どもの生活のアクセント)
第3章 第一子の才能を伸ばす育て方のすすめ(子どもの個性を伸ばす親・妨げる親;知的能力ばかりに目がくらむと… ほか)
第4章 ひらめ先生の悩んだときのしつけ教室(お風呂と片付け―遊びとしつけは切りはなせない;毎日の生活習慣―「がまんする力」をどのようにして育てるか ほか)
著者等紹介
平井信義[ヒライノブヨシ]
1919(大正8)年東京生まれ。東京大学文学部、東北大学医学部卒業。母子愛育会愛育研究所所員を経て、お茶の水女子大学教授、大妻女子大学教授、1990(平成2)年より大妻女子大学名誉教授、児童学研究会会長。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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