出版社内容情報
日本陸海軍の主要な戦闘を分かりやすく解説。
日中戦争・太平洋戦争における、日本陸海軍の主要な戦闘データを平易な解説とともに一冊に凝縮! 戦史ファン必携の「ポケット事典」。
日本陸海軍かく戦えり!――真珠湾奇襲による緒戦の大勝利から戦局反転、最後の戦いに至るまで、連合国と幾多の激闘を繰り広げた日本の将兵たち。太平洋から中国大陸、東南アジア、南洋諸島にまで及ぶ、その広大な戦場に誰もが驚くだろう。
▼だが一体、誰がどんな戦場に赴き、いかなる戦果を挙げ、そして散っていったのか? 戦記に興味をもったとき、自然と浮かぶ疑問だが、それを簡潔に記した手頃な解説書は少ない。
▼本書は、その穴を埋めるべく、太平洋戦争の主要な戦闘について、指揮官や参加部隊、戦果・損害などの詳細な戦闘データを網羅し、平易な解説と貴重な戦場地図を加えた画期的な一冊である。
▼海戦はもちろん、今まで取り上げられることの少なかった陸戦全般について、圧倒的な充実を誇っている。
▼太平洋戦争の前段階として始まった日中戦争の主要な戦闘も同時に取り上げた決定版として、戦記ファン必携のポケット事典である。
▼文庫書き下ろし。
●第1章 盧溝橋事件から太平洋戦争開始まで
●第2章 太平洋戦争初期作戦―真珠湾奇襲と南方攻略作戦
●第3章 太平洋戦争中期戦闘
●第4章 太平洋戦争後期戦闘―サイパン島防衛戦から沖縄戦まで
●第5章 太平洋戦争終期戦闘―満州国の戦いと千島列島、南樺太の戦い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nnpusnsn1945
10
日中戦争から太平洋戦争までの戦闘、参加部隊がすぐにわかる。戦争映画や番組、戦記本のお供に最適な一冊である。あくまでも主要な戦闘を収録しているが、サラワケット越えや、ラブアン島玉砕戦など、比較的マイナーな戦いも載っている。平和学習から、戦没者の大まかな特定にも使えるだろう。除外されやすい太平洋戦争の中国戦線の戦闘もちゃんとカバーしている。他の本で、玉砕戦に将兵の勇猛果敢な死闘ぶりがよく載っているが、本書では戦果なしと冷酷ながらも現実を物語っている。戦史叢書にあまりない補給・衛生問題も書かれている。2020/10/19
双海(ふたみ)
1
中学校の朝読書で読んだ本。
moco0913
1
色々な人が色々な思いで、文字通り「命」を懸けた戦争のことをもっと知りたいと思っている。2012/07/24
naftan
0
便利2024/03/14