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PHP文庫
戦国城塞伝―十二の城の物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 297p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569663722
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0120

出版社内容情報

戦国武将とその居城にまつわる歴史エッセイ。

魔王の住む異形の城・安土城、高い山頂に枯れない井戸をもつ春日山城……。戦国群雄と城にまつわるドラマを歴史小説の第一人者が描く。

日本美の象徴として今でも多くの人々を魅了し続ける「城」。その「城」には戦国群雄たちの恐るべき智恵と悲運にまつわるエピソードが隠されていた!

▼本書は歴史小説の第一人者である著者が、戦国史を飾る12の名城とその城に関わりある武将たちの生き様と栄枯盛衰を描いた歴史エッセイである。

▼魔王の棲む異形の城と恐れられ、織田信長の城郭ネットワーク構想の基点となった安土城、迫り来る徳川勢の大軍を二度も迎え撃ち、見事撃退した真田親子の上田城、難攻不落と呼ばれ、武田勝頼の悲劇の運命を招くもととなった高天神城、城主不在の城を豊臣の軍勢から守り抜いた武蔵忍城、日本の築城史にとって画期的な「多聞櫓」と「天守」を創案した松永久秀の信貴山城、謙信在世中、一度たりとも敵勢の攻撃を受けなかった春日山城、など歴史ファンならずとも興味深い話が満載。城をめぐる男たちの熱き攻防が今、甦る!                  

●序章 戦国群雄の城 
●第1章 安土城と織田信長 
●第2章 上田城と真田三代 
●第3章 金沢城と前田利家 
●第4章 小田原城と後北条一族 
●第5章 和歌山城と二人の家老 
●第6章 高天神城と武田勝頼 
●第7章 一乗谷館と朝倉義景 
●第8章 肥前名護屋城と豊臣秀吉 
●第9章 小谷城と浅井長政 
●第10章 武蔵忍城と成田氏長 
●第11章 信貴山城と松永久秀 
●第12章 春日山城と上杉謙信

内容説明

日本美の象徴として今でも多くの人を魅了し続ける「城」。その「城」には戦国群雄たちの恐るべき智恵と悲運にまつわるエピソードが隠されていた!織田信長の城郭ネットワーク構想の基点となった安土城、迫り来る徳川勢の大軍を二度も迎え撃った真田親子の上田城、武田勝頼の悲劇の運命を招くもととなった高天神城など、「城」に凝縮された戦国群雄たちの生き様と栄枯盛衰を、歴史小説の第一人者が描く。

目次

戦国群雄の城
安土城と織田信長
上田城と真田三代
金沢城と前田利家
小田原城と後北条一族
和歌山城と二人の家老
高天神城と武田勝頼
一乗谷館と朝倉義景
肥前名護屋城と豊臣秀吉
小谷城と浅井長政
信貴山城と松永久秀
春日山城と上杉謙信

著者等紹介

津本陽[ツモトヨウ]
1929年、和歌山市生まれ。東北大学法学部卒業。サラリーマン生活を経て、小説家を志す。1978年、『深重の海』で直木賞受賞。1995年、『夢のまた夢』で吉川英治文学賞受賞。1997年、紫綬褒章受章
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

27
城主体の話ではなく、人主体の話です。数字に疑問な点はありますが、読みやすくて一気に読めました。2022/12/19

maito/まいと

15
城と城にまつわる武将を描いた短編集。津本作品なので、どこか悲劇がよぎる展開になっているが(苦笑)城がただの建物ではなく、城主や武将の象徴になっていたことを伺わせる。現在残っている城だけではなく、跡しかない城も取り上げているので、この本読んだ後行きたくなるかもしれない(笑)2015/11/07

BIN

6
安土城、上田城、金沢城、小田原城、和歌山城、高天神城、一乗谷館、肥前名護屋城、小谷城、忍城、信貴山城、春日山城の12城とそれにまつわる武将たちのお話。どちらかというと城の方がおまけに近いかも。金沢城というか前田利常は興味深かった。今年は金沢に行こうかと検討中。2017/07/22

玉野ゆうき

3
序章を読んで、「信濃上田城を築城した当時の上杉と徳川の石高は違うだろ(書かれている石高は豊臣5大老の頃ですよね)」と思った。本編もガッカリしないか心配でしたが楽しめる内容でした。城そのものよりも城にまつわる人物の話でしたが。2017/07/23

美代子

1
城と城主(や、武将)にまつわる話をわかりやすく描いている。知っている城や武将の話も多かったが、津本さんから見た城や武将の目線が読めて面白かった。この本を読むきっかけになったのは、弾正と信貴山城があったためだが、城についてというより弾正について描かれていたので少し物足りない。もう少し津本さんが現地へ行った話を読みたかった2014/08/23

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