出版社内容情報
自分の言葉で相手を納得させる考え方を紹介。
「自分が正しい」ということをいかにして相手に納得させるか。“自分の言葉で議論に勝つ”ための思考法・発想法を説いた画期的な一書。
顧客との商談、社内の会議、恋人や友人との会話……。あらゆる場面で、相手を説得し、自分の思い通りに事を成すには、どうすればよいのだろうか?
▼“正論”が“建前”にしか、“論理”が“屁理屈”にしかすぎない場合がしばしば起こり得る世の中だからこそ、「相手の心の動きをつかむ思考術」が今こそ不可欠なのだ。
▼本書は、論理学を平易に説くことに定評のある著者が、「自分が正しい」と思うことをいかにして相手に納得させるか、その思考法を説いたものである。相手の土俵で、相手の論理で、相手に入り込む“ソクラテス問答法”や人と調和しながら、感情に訴える“哲学的思考法”など、ユニークな発想を紹介。これらのノウハウを通じて、個人個人が、その人なりに納得のいく人生を創造してゆくことこそが、本書の狙いとするところである。
▼論理的に考えることが苦手な日本人に、言葉を自在に操る方法論をすべて開陳した「哲学すること」の決定版。
[第1部]哲学の技法
[第2部]論争術
[第3部]競争法
内容説明
顧客との商談、社内の会議、恋人や友人との会話…。あらゆる場面で、自分の思いどおりに事を成すには、相手を説得することが重要である。本書は、「自分が正しい」をいかにして相手に納得させるか、その思考法を説いたものである。相手の土俵で、相手の論理で、相手に入り込む“ソクラテス問答法”や感情に訴える“哲学的思考法”など、ユニークな発想が満載!言葉を自在に操る方法がわかる本。
目次
第1部 哲学の技法(哲学的思考の三基本形;哲学と小説;哲学と科学 ほか)
第2部 論争術(論争に好き嫌いあり;論争と論理;論争に勝つ方法;論争に勝たない方法)
第3部 競争法(「競争」が現在のキイワード;大競争の時代がやってきた;選択する、選択される;競争は進化の母だ)
著者等紹介
鷲田小弥太[ワシダコヤタ]
1942年、札幌市生まれ。大阪大学文学部哲学科卒業後、同大学院博士課程修了。三重短期大学教授を経て、札幌大学教授。専攻は、哲学、倫理学。『ヘーゲル「法哲学」研究序論』(新泉社、75年)以降、スピノザ、マルクス等の西欧哲学思想を中核に、意欲作を発表。哲学こそ、森羅万象を対象とする好奇心の学であるとし、思考術、読書術、福祉論、歴史に至るまで、執筆ジャンルを果敢に広げる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。