PHP新書<br> 大奥の美女は踊る―徳川十五代のお家事情

電子版価格
¥720
  • 電子版あり

PHP新書
大奥の美女は踊る―徳川十五代のお家事情

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 275p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569657943
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0221

出版社内容情報

幕府を支え、抵抗勢力ともなったその実態とは?

徳川の世を支え、時に抵抗勢力ともなった大奥の実態とは? エピソードを交えつつ、将軍の政治と大奥の「表」と「裏」の関係を暴く。

側室無用の恐妻家・秀忠。男色にふけり春日局を慌てさせた家光。美女50人をリストラした吉宗。54人の子をつくった家斉――。将軍には世継ぎ問題がつきまとい、寵愛と権力を求めて愛憎劇が繰り広げられる。その舞台こそが大奥であった。

▼正室・側室を頂点とするタテ社会のなかで、3000人もの女たちが妍(けん)を競い合う。渦巻く嫉妬、めぐらされる謀りごとの数々……。

▼天下を揺るがした大スキャンダル・絵島生島事件などのエピソードをひもとき、将軍と美女たちが織りなす「表」と「裏」のドラマを描く。


[目次より]初代家康の不遇な結婚生活/側室無用将軍の意外な側面/三代家光のもつ極秘の性癖/大奥「開かずの間」の秘密/京風と江戸風の激しい戦い/将軍生母と側用人との艶聞/絵島生島事件の真相を衝く/大奥女中たちの給与明細書/美女群の解雇を決断した男/家基・家治の暗殺説に迫る/皇女和宮を大奥に迎えた日/最後の将軍の間違えた判断

●第一章 大奥の夜明けどき 
●第二章 大奥を彩る愛憎劇 
●第三章 大奥の内幕を探索 
●第四章 大奥繚乱の行く手 
●第五章 大奥終焉の笛の音 

内容説明

側室無用の恐妻家・秀忠。男色に耽り春日局を慌てさせた家光。美女五〇人をリストラした吉宗。五四人の子をつくった家斉―。将軍には世継ぎ問題がつきまとい、寵愛と権力を求めて愛憎劇が繰り広げられる。その舞台こそが大奥であった。正室・側室を頂点とするタテ社会のなかで、三〇〇〇人もの女たちが妍を競い合う。渦巻く嫉妬、めぐらされる謀りごとの数々…。天下を揺るがした大スキャンダル・絵島生島事件などのエピソードをひもとき、将軍と美女たちが織りなす「表」と「裏」のドラマを描く。

目次

第1章 大奥の夜明けどき(初代家康の不遇な結婚生活;将軍でも女性には敵わない ほか)
第2章 大奥を彩る愛憎劇(病弱な将軍の性生活をみる;五十六歳の和製シンデレラ ほか)
第3章 大奥の内幕を探索(将軍は一日をどう生きたか;御台所の日課を公開すると ほか)
第4章 大奥繚乱の行く手(美女群の解雇を決断した男;女運が薄かった吉宗の素顔 ほか)
第5章 大奥終焉の笛の音(爺さま将軍が立ち上がった;智泉院事件の処分と波紋と ほか)

著者等紹介

雲村俊慥[クモムラシュンゾウ]
1934年、新潟県五泉市村松生まれ。光文社に入社し、週刊誌、月刊誌、書籍編集部で要職を歴任。定年後、初めて執筆した『小説・仙壽院裕子―越後村松藩の維新』(新潟日報事業社)で第6回日本文芸家クラブ長編小説部門大賞を受賞。現在、日本文芸家協会会員、江戸を歩く会会長。NHK文化センター講師も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユウユウ

46
頭の中で、よしながふみさんの『大奥』とリンクさせながら読むとなかなか面白かったです。2017/06/21

退院した雨巫女。

14
《私‐図書館》大奥っていろんなことがおきたんだねえ。私には、勤まりません。2011/05/26

おのひろ

0
こうしのない牢屋か・・

1131you

0
学者ではなくアマチュア研究家くらいの人みたいなので仕方ないかもしれないが、作者の主観が強く根拠があるのか推測なのかわからないところが多い。綱吉暗殺説は妄想であると「信じたい」と書いといて、その後で綱吉が殺されたのがさも周知の事実のように書くみたいな手法が凄く気になる。それ以外にもそれを確定事項のように断言するのは…という箇所が随所にある。 2007年と少し古いということもあってか人物評も結構旧時代的。堅苦しい書籍ではなく気楽な読み物ということか2023/09/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/336898
  • ご注意事項

最近チェックした商品