内容説明
本書は、第一線で活躍中の著者らが、実際に実務に関わっている立場を生かし、「質の高い明細書」作成を目指した解説書である。明細書を書く前段階である発明の発掘、提案、調査、更には発明者と代理人との面談について詳説し、外国出願を考慮した明細書の書き方についても解説している。十訂では、AI関連発明の事例と判決例について、時流に即した事例を採用して詳述するとともに、生物関連発明の明細書の書き方を充実させた。加えて、権利行使しやすい明細書作成の一助となるべく、侵害立証容易なクレーム作成のポイントを解説した。
目次
第1章 序論
第2章 特許明細書作成の前段階―発明の発掘、提案、調査等
第3章 特許明細書作成
第4章 通常特許出願以外の出願
第5章 明細書等の記載に関する判決例
第6章 権利行使に関する判決例
著者等紹介
伊東忠重[イトウタダシゲ]
弁理士。早稲田大学理工学部卒業。弁理士試験合格、登録。米国フランクリンピアスローセンタ卒業、MIP、元住友重機械工業株式会社知的財産部チームリーダ、米国パテント・エージェント(登録)特定侵害訴訟代理付記、弁理士法人ITOH代表社員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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