愛犬幸福論―犬を愛する名文家35人の私的エッセイ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569657691
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

犬好き大作家達が愛犬を描く感動エッセイ集。

人の気持ちの奥深い部分をつかまえてはなさない犬たち。名文家たちの犬への愛しくせつない思いを綴った、心あたたまるエッセイ集。

どうしてこんなに心が奪われてしまうのか。どうしてこんなに体中で愛情を伝えようとしてくれるのか。名文家たちが犬への愛しくせつない想いを綴った、心あたたまるエッセイ集。

▼小川洋子、高橋三千綱、落合恵子、浅田次郎、西木正明、夢枕獏、中平まみ、赤瀬川原平、小栗康平、早坂真紀、乃南アサ、諸井薫、小池真理子、久世光彦、島村洋子、三田誠広、村山由佳、藤本義一、瀧澤美恵子、松山猛、中野孝次、野坂昭如、立松和平、平岩弓枝、出久根達郎、長新太、佐藤愛子、泉麻人、皆川博子、田中小実昌、村田喜代子、加藤幸子、猪瀬直樹、酒井順子、久美沙織

▼犬小屋をかじってグッタリしてしまったり、金魚掬いの水槽に飛び込んだり、家出をしたり、足掛けされるのを待っていたり……さんざん心配もかけてくれるけど、純でやんちゃでちょっとおばかな愛犬との幸せな日々。

▼犬好きのかたもそうでないかたも楽しく読める、珠玉の35話。 

●第1章 君との出会いを話そう 
●第2章 幸せな同居生活 
●第3章 “やんちゃ”は愛しい

内容説明

わたしたちが犬と暮らす理由。愛しい天使たちへのハートフルメッセージ。

目次

第1章 君との出会いを話そう(犬の病気(小川洋子)
ブル太郎の存在(高橋三千綱)
バースが教えてくれたこと(落合恵子) ほか)
第2章 幸せな同居生活(犬と喋る(久世光彦)
犬まみれの私(島村洋子)
ハスキーヴォイス(三田誠広) ほか)
第3章 “やんちゃ”は愛しい(太郎で一日が暮れる(平岩弓枝)
瓜ふたつ(出久根達郎)
アンタッチャブル(長新太) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はな

40
文豪たちの愛犬に対する愛情あふれたエッセイ集。ウチの子一番、こーんなに可愛いよ!があふれてました。2017/04/26

井戸端アンジェリか

11
全ての犬が幸福か、って言ったら違うと思う。でも愛犬となるとほぼ幸せだろうと思う。だって犬に愛がつくもの。 悲しい話かなと覚悟していたら、一緒に暮らした楽しくてフフフなお話が多かった。うちの父も突然ハスキー犬を連れて帰ってきたんだよなぁ。2021/09/22

にゃも

11
35名の文筆家による犬についてのエッセイをまとめたもの。大半が微笑ましく、特に最初の小川洋子氏には笑わされた、さすがである。イラストもゆるくて面白い。時おり読み返したくなるに違いない。 2021/07/24

のりーの

8
わが家の犬が一番可愛いと思うのは自分も35人の文豪も一緒ですね。個人的には村山由佳「愛してくれる犬」と出久根達郎「瓜ふたつ」が良かったです。やっぱり犬が好きだな。(図書館本)2016/06/15

あきこ

2
犬の本は無条件で手に取ってしまう。本書も名だたる作家の言わば愛犬ノロケ話である。無条件で甘やかしてしまうところ、バカ犬なところが可愛いと思う気持ち、そして犬種を問わず自分の犬が一番だと思っているところなど同感ポイント満載である。書かれた時期が色々なので戦争前後のころの話は胸が痛まずにはいられなかったが、それは人間だって辛い時期だったのだから仕方ないか。このようにでき愛される犬がいる一方で捨てられ処分される犬も少なくない。どうしようもないけれど人間の自分勝手さを犬は許してくれているのだろうか。2017/01/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/390323
  • ご注意事項

最近チェックした商品