世界のファミリービジネス研究 ダイナスティ―企業の繁栄と衰亡の命運を分けるものとは

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  • サイズ A5判/ページ数 398p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569657080
  • NDC分類 335.4
  • Cコード C0030

出版社内容情報

ロスチャイルド、フォード、トヨタ……。富と名声を得たダイナスティの盛衰を分けるものとはなにか。稀代の歴史家が描く感動の人間模様。

ダイナスティ……。それは家族が何代にもわたり引継ぎ触れ合い、ビジネスという場に組込まれ交錯しそして築かれる。歴史家・経済学者として最高権威の著者による本書は、フォード、ロスチャイルド、トヨタ、プジョー…といった世界の伝説的13ファミリーをケーススタディとして取り上げる。そして豊富な逸話と鋭い洞察力で、巨大ファミリー企業つまりダイナスティの功罪、光と影に切り込んでいる。帯での堺屋氏の「ファミリー企業は多様な価値を創る知価社会ではますます増える」というコメントからしても、今後も世界経済を牽引していくファミリー企業の研究は進められるだろうし、本書はそうした点で大変価値ある書となるはずである。また世界的ベストセラー『The Wealth and Poverty of Nations:「強国」論<竹中平蔵 訳>』でみせたストーリーテラーとしての才能も存分に発揮、読者を飽きさせない内容に仕上げられている。

[第一部]銀行 
●第一章 ベアリング家◎近代銀行の台頭 
●第二章 ロスチャイルド家◎頑固、不屈、そして持続性 
●第三章 モルガン家◎一族以外との協調 
[第二部]自動車 
●第四章 フォード家◎創業者の光と影 
●第五章 アニェッリ家とフィアット◎ダイナスティと国家 
●第六章 プジョー、ルノー、シトロエン◎フランスの自動車王朝 
●第七章 トヨタ◎日本的ダイナスティ 
[第三部]地の宝 
●第八章 ロックフェラー家◎信仰と策謀と 
●第九章 グッゲンハイム家◎地と空の財宝 
●第十章 シュルンベルジェの物語◎頭脳と幸運とタイミングと 
●第十一章 ウェンデル家◎戦いに翻弄されるダイナスティ 

内容説明

ファミリー企業は経済の大半を占め、成長性も利益率も高い。多様な価値を創る知価社会ではますます増える。だが、“富が増えれば不和も深まる”実例も多い。

目次

第1部 銀行(ベアリング家 近代銀行の台頭;ロスチャイルド家 頑固、不屈、そして持続性;モルガン家 一族以外との協調)
第2部 自動車(フォード家 創業者の光と影;アニェッリ家とフィアット ダイナスティと国家;プジョー、ルノー、シトロエン フランスの自動車王朝 ほか)
第3部 地の宝(ロックフェラー家 信仰と策謀と;グッゲンハイム家 地と空の財宝;シュルンベルジェの物語 頭脳と幸運とタイミングと ほか)

著者等紹介

ランデス,デビッド・S.[ランデス,デビッドS.][Landes,David S.]
ニューヨーク生まれ。ハーバード大学名誉教授(経済学・歴史学)。20世紀最大の歴史家の一人として、また経済の現状と経済史に対する博識と透徹した洞察力で、学界・言論界で高い評価を得ている。主な著書に『Revolution in Time(間に合った革命)』(全米批評家賞NBCC)などがある

中谷和男[ナカタニカズオ]
東京外国語大学卒業後、NHK入局。海外特派員20年、アジア総局長、アラブ・アフリカ・ヨーロッパ総局長を最後に独立。著訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

knakase

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財閥 大富豪2011/01/02

メルセ・ひすい

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8-32 赤120 ゙一貫して不変の偏見をさらけ出す!゙ 巨大同族企業の人間模様とは? ハリウッド アラブの100年 ロスチャイルド、フォード、トヨタ…。富と名声を得たダイナスティの盛衰を分けるものとは何か。稀代の経済学者・歴史家が、豊富な逸話と鋭い洞察力で、「企業王国」を築いた華麗なるファミリーの実像に迫る。                        2007/03/25

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