哲学者は知っている 自分で考えることができる人、できない人―頭を鍛える思考トレーニング77題

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  • サイズ B40判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569656342
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0030

出版社内容情報

いかに早く、いかに論理的に結論(答え)を導き出すか! 自分で考え抜く習慣を身につけるための鷲田教授の速習教養講座開講!

自分でとことん(しかし素早く)考え抜いて、答えを出し、行動にうつす。単純明快で誰もが必要だと感じつつ、しかし誰もがついついあきらめ逃げてしまうこと、それが「自分で考える」ことのようです。この、仕事でも勉強でもいまの時代を生き抜く上で欠かせない能力は、日々そのことを意識しながら、自己訓練・練習をすることによって、ずいぶんと上達するものです。本書では、『大学教授になる方法』などの実用的なベストセラーから哲学の専門書まで、幅広く手がけてきた著者が、哲学的なものから人生的なものまでの77問を読者に投げかけます。そして、その問題に対して著者の答えを出すまでの「考え方」・「思考の経路」を豊富なエピソードをまじえつつ披露します。基礎・練習・実践編と、どんどん発展していく形式ですので、読み進めるうちに、「自分で考え抜く」とはどういうことかがわかり、また「自分で考える」ことを習慣にすることができるはずです。

[Part 1]基礎編 
●第1章 考えるための12の視点を理解しよう 
●第2章 「比較」という視点を使って考えよう 
[Part 2]練習編 
●第3章 「視点」と「立脚点」を意識して考えよう 
●第4章 「考える」ことに潜む罠にはまらずに考えよう 
[Part 3]実践編 
●第5章 「人間」で考える 
●第6章 「歴史」で考える 
●第7章 「現在」で考える

内容説明

いかに早くいかに論理的に結論「答え」を導き出すか!自分で考え抜く習慣を身につけるための速習教養講座。

目次

1 基礎編(考えるための12の視点を理解しよう;「比較」という視点を使って考えよう)
2 練習編(「視点」と「立脚点」を意識して考えよう;「考える」ことに潜む罠にはまらずに考えよう)
3 実践編(「人間」で考える;「歴史」で考える;「現在」で考える)

著者等紹介

鷲田小彌太[ワシダコヤタ]
1942年、札幌市生まれ。大阪大学文学部哲学科卒業。同大学院博士課程修了。三重短期大学教授を経て、札幌大学教授。専攻は、哲学、倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう

3
天動説と地動説を軸に置いた考え方が主のようで私にはあまりなじめるものではなかった。でも『□理性(因果・比較・直観) □想像性(心像・再現・虚像) □感性(実感・知覚・幻想) この12の能力をバランスよく使ってこそ「正しく考える」ことができる』という部分は『考えること』を意識する際には役立つのかも。2012/07/23

のり

1
正直内容が理解できなかった2016/01/19

シュラフ

0
自己解釈すればこういうことか。我々にとって、「人生いかに生きるべきか」と「社会をどうすべきか」という重要なテーマがある。人生の色々な問題を考えるにあたっては弁証法が有効である。問題を肯定的にとらえ否定的にとらえて、自分なりの結論を導き出す。その感性を磨くためには「経験」が必要。また、社会をどうすべきかを考えるにあたっては、まず社会を「大局的かつ疑問的」にとらえることで客観的に見て、「歴史を勉強」することで様々な尺度で比較すること。そうすることで様々な問題について我々は判断可能となる。    2013/01/22

sawa sawa

0
比較するには軸が必要になる 比較する物差しは先例にある 歴史を学ぶ、過去の事例に学ぶ ブラウン神父やアダム・スミスを知っておこう2025/02/27

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