内容説明
医者自らが薬漬け。患者の話を聞かずに、患者に愚痴ばかり言う。PTSD(心的外傷後ストレス障害)治療の専門家が、女性患者に診察室で暴力を振るう。現役精神科医が日本の精神医療界の末期症状を明らかにする。
目次
第1章 他人の心を診る資格はあるか
第2章 精神科医は追い詰められている
第3章 多様化する精神科へのニーズ
第4章 教えてもらえない精神科医―精神科医の育成システムがない
第5章 精神科の診断はあてにならない!?
第6章 薬も満足に使えない精神科医―“薬後進国”ニッポン
第7章 そもそも精神科薬は本当に効くのか
第8章 心理カウンセリングなんてできない精神科医
第9章 精神科医に頼らずにできること―精神医療の未来
附録―ダメな精神科医の見極め方
著者等紹介
西城有朋[サイキアリトモ]
現役の精神科医。地域の臨床活動に携わるほか、企業の産業医としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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honmakainaa
2
名前は伏せてあるものの有名な精神科医のあまりよろしくないエピソードも載ってて、大丈夫なんかいな…2014/08/11
いけまり
0
噂話レベルの書き方なので、ほんとうなの?と思う所も多々あるが、本当だとしたらとても恐ろしい。精神科の総合病院や点数での不利な矛盾点が解消されないと表題のような結果になるのもおかしくないような労働実態。2011/02/21
あいちゅん
0
難しい世の中だわね。。2011/01/06
AiTaka_twi
0
★★★☆☆2010/02/27
アマテラス
0
【精神科医=心の専門家】ではなく、《症状を聞いて薬を処方・提供できる専門家》くらいに考えられたほうが精神保健(衛生)的には良いかも(別の精神科医の本からのうけうりです…) この本を読めば…口コミ・噂・評価・掲示板があまり役に立たない事が理解できるかも…
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