内容説明
2001年刊行の改訂増補版。その後、10年間に得た新しい知見、情報やその他の加筆もあり、360枚以上におよぶ図表など、大幅な増量となった。土壌‐植物系の有害金属汚染分野における第一人者である著者の40年にわたる研究の集大成といえる。
目次
第1部 有害金属の生産量・輸入量・消費量および土壌汚染(地殻と土壌における各種元素の存在量;日本における各種有害金属の生産量・輸入量・消費量 ほか)
第2部 カドミウム、亜鉛、鉛、銅による汚染(日本国内における汚染地の状況;カドミウム等による汚染対策の歴史と問題点 ほか)
第3章 各種有害金属による土壌‐植物系の汚染(ベリリウム;クロム ほか)
第4部 都市の有害金属汚染(道路脇粉塵からみた都市の有害金属汚染;都市土壌の汚染―土壌汚染対策法)
著者等紹介
浅見輝男[アサミテルオ]
1932年出生。1955年東京大学農学部農芸化学科卒業。1957年東京大学大学院化学系研究科農芸化学専門課程修了。1959年東京大学農学部助手。1972年茨城大学農学部助教授。1980年茨城大学農学部教授(~1998)。茨城大学名誉教授。日本学術会議会員(第6部)(1994~2003)。日本環境学会副会長(1994~2001)。日本環境学会会長(2001~2005)。ヤーコン研究会会長(1998~2002)。農学博士。専攻:環境土壌学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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