人生気のせい人のせい―ツチヤ教授、代々木駅前の精神科医と語る

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人生気のせい人のせい―ツチヤ教授、代々木駅前の精神科医と語る

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  • サイズ B6判/ページ数 174p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569655185
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

笑う哲学者、精神科医に会いにゆく!

笑う哲学者と海千山千の精神科医がつづる爆笑対談! 本書を読んでも特に救われないかもしれませんが、とりあえず買って下さい。

「わたしは以前から、考え方も笑いどころも一致するような気の合う人が見当たらず、この世の中にはマトモな人間がいないのかと思っていた。三浦先生と知り合って、やっと気が合う人がいたと思ったら、マトモな人間ではなかった」――。本書はそんな素敵な関係にある、「笑う哲学者」ツチヤ教授と79歳の精神科医三浦医師による夢の(?)対談である。互いに反省と改心を求めるどっちもどっちのやりとりを読んで、あなたは思うだろう。「なんて軽薄でいい加減な人たちなんだろう」。そう思ったあなたは正しい。しかし、そんないい加減な対談だからこそ、あなたの心の重荷が軽くなり、人生が楽になる、かもしれない。<主な内容>「尊敬されない方がいい」「欠点は財産、愛嬌が最高」「心の健康を保つ秘訣」「女とのつきあい方」「プライドを捨てれば楽になる」「成功なんか、しなくていい」etc.

●プロローグ 知れば知るほど不安になる二人 
●第一章 自分をさらけ出さないと人の心は開けない 
●第二章 欠点は財産、愛嬌が最高 
●第三章 いい加減なところが必要だ 
●第四章 ケンカも楽しめる 
●第五章 女とのつき合い方 
●第六章 好き勝手に生きれば問題ない 
●エピローグ 笑いの効用

内容説明

「尊敬されない方がいい」「欠点は財産だ」笑う哲学者と79歳の精神科医。丁々発止、どっちもどっち、あなたの悩みが軽くなるかもしれない爆笑対談。

目次

プロローグ 知れば知るほど不安になる二人
第1章 自分をさらけ出さないと人の心は開けない
第2章 欠点は財産、愛嬌が最高
第3章 いい加減なところが必要だ
第4章 ケンカも楽しめる
第5章 女とのつき合い方
第6章 好き勝手に生きれば問題ない
エピローグ 笑いの効用

著者等紹介

土屋賢二[ツチヤケンジ]
お茶の水女子大学教授。元文教育学部長。1944年岡山県生まれ。東京大学文学部哲学科卒業

三浦勇夫[ミウライサオ]
三浦診療所院長。1928年、東京都生まれ。日本医科大学卒業後、慶應義塾大学医学部精神神経科学教室入局、杏林大学保健学部、医学部教授(現在、名誉教授)。1968年、代々木駅前に三浦診療所を開設。社団法人日本精神神経科診療所協会元会長、社団法人日本アルコール健康医学協会理事、厚生労働省公衆衛生審議会委員、その他、各検討委員会委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

64
ツチヤ本を読んでいて、一番気になる人物が、精神科医・三浦医師。その三浦先生と「高貴な哲学者」ツチヤ教授による夢の対談である。読むしか選択肢はこの世に存在しない! ツチヤ師は本書冒頭において、かように三浦先生を紹介する。<わたしは以前から、考え方も笑いどころも一致するような気の合う人が見当たらず、この世の中にはマトモな人間がいないのかと思っていた。三浦先生と知り合って、やっと気が合う人がいたと思ったら、マトモな人間ではなかった>と。敬愛する人に対し、このような表現をあえてするツチヤ師のシャイさが、可愛い。⇒2021/08/31

ヒロミ

56
哲学者土屋先生と精神科医三浦先生のまったりゆるゆる対談第一段。一見いい加減な中にも真実があるような気がするが気のせいかもしれない。土屋先生の本はけっこう読みましたが、三浦先生の本はまだ読んだことないので俄然読みたくなりました。精神科医ってけっこうゆるめな方が多いですよね…大学時代の精神科医の教授も講義の日を休日だと思って盆栽の手入れしていて奥様に指摘されて大学まで奥様の車で急行したと言ってましたから(笑)2016/03/20

けんとまん1007

24
かみ合っているようで、かみ合っていない。でも、やっぱり、かみ合ってる^^という按配。字面のとおりには、受け取れないものが、とても多い。ということは、それだけ奥行きというか広がりがあるということ。確かに、人生は、たくさんの人とのかかわりがあるし、時間の経過とともに、感じ方も変わる。つまり、自分の考え方次第でもあるということだろう。この調子でいくと、何冊も続きがでそうだと思った。2015/03/09

kanki

18
失敗して、それを、さらけ出せ。自分のせいだと考える人が多い、人のせいにしてしまえ。いい加減さも大事。2025/05/01

空猫

18
図書館本。「正しい人生とは何かなんて問題に答えなどない」という哲学者・土屋賢二と、「真面目に考えすぎるな、適当なところで諦めろ」という精神科医・三浦勇夫の対談集あるいは軽口による口喧嘩集、言葉のドッジボール。ものすごく無責任で矛盾した会話に見えて、急所を衝くのは上手い。各章とも一読の価値はあるけれど、一番のお気に入りは第六章「好き勝手に生きれば問題ない」。やりたいことをやってその上儲けようとか認められたいという邪心があるから迷って悩んでしまう。好きなことをやっているから人生が面白くて満足、でいいのだろう。2015/05/05

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