出版社内容情報
「説得力を身につけたい」と願うアナタへ――。
理系思考って何? 数字をどう使えば効果的? マクロとミクロの発想の違いとは? 理系思考が苦手な文系の人に贈る「使える思考術」。
以前から著者は、「現代のように変化の速い時代には理系発想のほうが有利であり、ビジネスチャンスもつかみやすい」と主張し続けている。著者の定義する理系発想とは、従来の常識や権威にとらわれず、「何事も試してみないとわからない」と考えてみたり、本当にそうなのかを実地で観察しようとしたり、あるいは統計数値や追跡調査にあたって根拠(エビデンス)を求めようと努めたり、それに基づいて議論を行う――という思考態度のことである。
▼しかし著者によれば、実は日本の教育――とくに高校までの教育――では、そうしたことが教えられてこなかったという。社会に出てからも、理系発想を学ぶ機会はなかなかない。学校や社会が教えてくれないのであれば、自分で身につけるしかない。それを、文系出身の人にもわかりやすい形で伝えるのが本書の目的である。
▼「ダマされたくない」「損をしたくない」「説得力を身につけたい」と願う人々にもおススメの一冊。
●序章 理系思考とは何か?
●第一章 エビデンス思考の時代
●第二章 論理思考の基本
●第三章 数字をどう使うか
●第四章 マクロの発想とミクロの発想の違いを知る
●第五章 認知心理学、認知科学と理系発想
目次
序章 理系思考とは何か?
第1章 エビデンス思考の時代
第2章 論理思考の基本
第3章 数字をどう使うか
第4章 マクロの発想とミクロの発想の違いを知る
第5章 認知心理学、認知科学と理系発想
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学附属病院精神神経科助手、米国カールメニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在は精神科医。国際医療福祉大学教授(精神医学担当)。川崎幸病院精神科コンサルタント。一橋大学経済学部(医療経済学)非常勤講師。心理学をビジネスに応用するシンクタンク、ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。「緑鐵受験指導ゼミナール」代表。2005年、第5回正論新風賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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