薬を使わない薬剤師が教える 薬になるべく頼らず認知症とつきあう方法

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  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309288567
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C0077

出版社内容情報

認知症患者の増加の影には認知症薬の副作用があった!? そんな薬の真実から、薬に頼らないで予防する方法など詳しく解説した1冊。

内容説明

日本では、人口の高齢化以上のスピードで認知症患者さんが増えています。加速の原因に「抗コリン作用」を持つ薬の長期服用による副作用が見え隠れします。「抗コリン作用」は風邪薬、アレルギー薬などの常備薬や病院で処方される持病薬などに見られ、作用の相反する抗認知症薬を用いることで、アクセルとブレーキを同時に踏むという矛盾が生じます。フランスでは保険適用外となっている抗認知症薬。本当に頼るべきでしょうか。今から予防できることは日頃の生活習慣の中にたくさんあります。これからの認知症に真に向き合う方法を伝授。

目次

序章 認知症を加速させる原因はこんなにある!
第1章 認知症の症状と検査法
第2章 常用薬が認知症の引き金に
第3章 抗認知症薬としくみ
第4章 認知症を予防するには
第5章 認知症患者さんへの向き合い方

著者等紹介

宇多川久美子[ウダガワクミコ]
1959年千葉県生まれ。明治薬科大学卒業。薬剤師・栄養学博士(米AHCN大学)。一般社団法人「国際感食協会」代表理事。(有)「ユアケー」代表取締役。NPO法人「統合医学健康増進会」常務理事。医療の現場に身を置きながら薬漬けの治療法に疑問を感じ、自らの経験と栄養学・運動生理学等の豊富な知識を活かし、薬に頼らない健康法を多くの人々に伝えている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪月花

51
ここ4年ほど母の認知症に付き合っている中、必要性を感じて読んだ本。同じものを長年食べてきた夫婦でも認知症になるならないの差が出るのはなぜなのかずっと疑問だったが、本書で多種類もの薬を飲むことや抗コリン作用のある薬を飲むことが、何十年もあとに認知症を引き起こすことになることを知り納得がいった。市販の風邪薬や胃腸薬などを飲んでも10-20年後に認知症になる可能性もあると書かれていた。ただ単に長寿社会になったから認知症の人が増えたという理屈はもう通じないと思う。2022/04/27

kaz

0
認知症に関する説明そのものは、類書でしばしば見られる程度の内容。常用薬が認知症の引き金となるリスク、抗認知症薬の副作用等については、その問題自体は聞いたことがあったものの、説明内容が具体的でわかりやすい。常用薬をどう継続していくか、個人的にも悩ましい問題。図書館の内容紹介は『認知症加速の裏には、薬の使い過ぎがあった!? 常用薬が認知症の引き金になる可能性を示し、抗認知症薬とそのしくみについて解説。薬に頼らず「人生100歳時代」を生き抜く知恵を紹介する』。 2021/03/05

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