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自治体崩壊―経営感覚なき組織の行く末とは

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569649603
  • NDC分類 349.4
  • Cコード C0034

出版社内容情報

このままでは地方自治体が破綻してしまう! 「政」「官」「財」に精通する現役市議が、経営感覚なき自治体の実態を糾す!

ごく一部の自治体を除き、ほとんどが破綻状態にあるといわれる地方財政。国の借金も800兆円に達し、さらに特別会計や財政投融資額を加えると1000兆円を超えるという。もはや親(国)が子(地方)の面倒をみきれなくなりつつある今、これは自治体にとって一刻も看過できない大問題である。

▼では、なぜ自治体はこれほどひどい財政難に陥ってしまったのか。その原因は第一に「量入制出」の原則を忘れた放漫財政、第二にサービスの引き上げだけを要求する国民のわがまま、第三に財政の実態を説明してこなかった役人と政治家の怠慢である。

▼本書は、地方都市の現役市議である著者が、行政側の実態を赤裸々に綴ったものである。経営感覚とは無縁なお役所式行政、集票マシーンと化した政治家。どの自治体でも見られるこうした問題を俎上に乗せ、著者の究極の一策であるダイエット予算を提言する。財政再建への熱い思いから生まれた、勇気ある一書。

●第1章 富士山から見る「夢」 
●第2章 予算は誰のためのものか 
●第3章 みんなでつくるバラ色の予算 
●第4章 予算づくりの常識は市民の非常識 
●第5章 議員とハサミの賢い使い道 
●第6章 ダイエット予算の「処方箋」を誰が書く 
●第7章 すべての予算に大なたを振るう 
●第8章 ダイエット予算の果実を誰が食べるか 
●第9章 「将来の地方のかたち」 ――オンリーワンになれるか

内容説明

ごく一部の自治体を除き、ほとんどが破綻状態にあるといわれる地方財政。国も破綻状態に陥りつつある今、これは一刻も看過できない大問題である。そもそも、なぜ自治体において行政改革や財政改革が実現されてこなかったのか。そこには経営感覚とはおよそかけ離れたお役所体質と、集票マシーンと化した政治家の姿があった。地方都市の現役市議として活躍する著者が、煮ても焼いても食えない地方行政の実態を赤裸々に暴き、ダイエット予算という究極の一策を提言する。

目次

第1章 富士山から見る「夢」
第2章 予算は誰のためのものか
第3章 みんなでつくるバラ色予算
第4章 予算づくりの常識は市民の非常識
第5章 議員とハサミの賢い使い道
第6章 ダイエット予算の「処方箋」を誰が書く
第7章 すべての予算に大なたを振るう
第8章 ダイエット予算の果実を誰が食べるか
第9章 「将来の地方のかたち」―オンリーワンになれるか

著者等紹介

手島皓二[テシマコウジ]
昭和16年生まれ。早稲田大学政経学部卒業。同大学大学院修士課程修了後、経団連(現・日本経団連)に勤務。その後、旧大蔵省出身の衆議院議員の公設秘書を経て、外資系生保会社、ベンチャー企業の役員などを歴任。現在、地方議会議員(静岡県富士宮市議会議員・3期目)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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