心が安まる老子

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心が安まる老子

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569648835
  • NDC分類 124.22
  • Cコード C0010

出版社内容情報

「老子」を読みやすい口語訳として提供する。

老子の言葉は、競争に疲れた現代人の心にすっと染み入り、心の底からホッとさせてくれるものがある。読みやすい口語訳として提供する。

自分の心がしっかりと落ち着いていれば、どんなことがあっても、深い谷のように、流れる水を静かに受け入れることができる。真っ白なものは、白さが際だつと、かえって、汚れているように見える。すばらしい生き方もすばらしいがゆえに、未完成に見える――。

▼本書は中国古典「老子」を思い切って意訳することで、今日の余裕のない競争社会、ギスギスしがちなビジネス・パーソンの心に、少しでも安らぎとくつろぎを提供したいとの思いから出版されました。

▼読みやすく、かつ「老子」の思想のコアの部分が、すんなり染み入るように心がけています。仕事や人生に疲れたとき、心の重荷をひとまず下ろしてゆったりしたいとき、本書は好適であり、「老子」原典を読む前の入門編としてもおすすめです。

●第1章 無名こそが常名だ 
●第2章 きれいも汚いも同じもの 
●第3章 欲望を持たせず、安定を与えよ 
●第4章 あるがままのもの 
●第5章 干渉せずにおく 
●第6章 母のような存在 
●第7章 天地のように大きくあれ 
●第8章 上善水の若し 
●第9章 頂上をめざさない 
●第10章 所有せず、誇りに思わず 他

内容説明

わかりやすい口語新訳。あれこれ悩まなくていい。心がほっとする81章。

目次

無名こそが常名だ
きれいも汚いも同じもの
欲望を持たせず、安定を与えよ
あるがままのもの
干渉せずにおく
母のような存在
天地のように大きくあれ
上善水の若し
頂上をめざさない
所有せず、誇りに思わず〔ほか〕

著者等紹介

伊藤淳子[イトウジュンコ]
1956年神奈川県鎌倉市出身。フリーランスの編集者を経て、1988年に株式会社エイガアルを設立。市場調査、企画開発、広報販促などのメディア・プロデューサー。1998年より女性起業家のネットワーク「リーダース」主宰。山形県白鷹町ふるさと大使。中小機構地域ブランド・アドバイザー。農林水産省「食料・農業・農村政策審議会」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Zing

5
上善如水。ずーっと新潟の酒造の造語センスあるわーとか思ってました…。本書に出てきて、老子の言葉だったと判明。良い言葉や。 内容は、仏教の元だけあり経典と被る部分も多い。欲に溺れず惑わず流れる水のように自然であれ、的なことが手を変え品を変え書かれている。 ただ訳され過ぎていて、原文が読みたい!という気分になった。 仏語とかなら原文でとは思わないのに、漢詩や古典はなぜか原文で読みたくなる。2017/07/23

星野紗奈

1
大学の講義で老子の話が出てきているので、読めば少しは親しみが持てるようになるかなと思い、市立図書館で借りた。書き方が詩的で、個人的には読みやすかった。原文のことはあまり詳しくやっていないので、どこまでが独自に付け加えられた部分なのかはわからないが、現代の人でも読みやすくアレンジされているという印象。また、「これ授業でやったところだ!」とわかる箇所も一部あり、それが少し嬉しかった。こういった思想は尊ぶべきだとは思うが、正直に言うと、「そういう人が溢れてたら苦労しないよなぁ」と感じてしまった。2021/06/12

mai*

1
伊藤淳子さんの優しい訳で、吸い込まれるように読みました。また歳を重ねるたびに理解も深まりそうです。人々が信じたいことを、肯定してくれるような、大きな老子。すごく癒されました。

konpeyy

0
どこまでが引用で、どこまでが解釈か分かりにくく微妙だった2020/07/05

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