出版社内容情報
水平線の彼方にはいったい何があるのだろうか。
たとえ困難が待ち受けていても、僕は<まだ見ぬ島>を目指したい。「生きる意味」を海に見出した若者が語るレース、冒険航海、人生。
本書は、著者がホームページに記した雑感やインタビューへの回答を、大幅に再編集してまとめたもの
▼ 「ウォーターマン」という言葉との出会いを描いた「序章 海を愛し、海に愛される男、ウォーターマン」から、2005年の沖縄~愛知間航海を描いた「第1章 星と波と風と」。著者の生い立ちからプロオーシャンアスリートとしての出発を描いた「第2章 人生という航海」。ハワイ・モロカイレースの心理状態を活写した「第3章 海・自然との限りない一体感」。星の航海士、ナイノア・トンプソン、イルカ人間、ジャック・マイヨールらとの出会いのエピソードをまとめた「第4章 僕が出会ったウォーターマンたち」。そして、自身のこれからの夢や未来への期待を綴った「第5章 日本人へ、そして子どもたちへ」という構成
▼著者のメッセージは正直青臭い。だが、そのまっすぐな思いからは、「もしかして男という生き物は一生青臭くていいのではないか」と思わせてくれる。
内容説明
たとえ激しい嵐に遭おうとも、きっと先には“まだ見ぬ島”がある―信じること、それが力だ。
目次
序章 海を愛し、海に愛される男、ウォーターマン
第1章 星と波と風と―海人丸2005航海日誌
第2章 人生という航海
第3章 海・自然との限りない一体感
第4章 僕が出会ったウォーターマンたち
第5章 日本人へ、そして子どもたちへ
著者等紹介
荒木汰久治[アラキタクジ]
1974年熊本生まれ。宮崎育ち。大学時代にライフセービングを始める。96年から全日本ライフセービング選手権三連覇。98年世界選手権6位入賞。その後ハワイ・モロカイ海峡横断レースに日本人として初挑戦(現在世界ランク8位)し、ウォーターマンの世界に魅了される。99年湘南・葉山でアウトリガーカヌークラブジャパン(現在NPO法人)を設立。2001年から2003年にかけて外洋航海カヌー「ホクレア号」のクルートレーニングに参加。2004年サバニ型外洋航海カヌー「海人丸」を建造し、沖縄~宮崎間1000キロメートルのテスト航海実施。2005年2000キロメートルのスターナビゲーション航海(沖縄・糸満~愛知万博会場)を成功させる。現在は、プロの競技者としてモロカイレースを中心に国内外のパドルレースに挑戦。また、(株)ARAKITAKUJI代表取締役として、沖縄を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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