内容説明
平安から明治まで900年続いた名門・佐竹一族のドラマ。
目次
第1章 境界の梟雄
第2章 常陸源氏・佐竹一族
第3章 常陸北朝の雄
第4章 守護大名の苦悩
第5章 戦国大名への道
第6章 武将義昭の若い夢
第7章 戦国の猛将・鬼義重
第8章 近世大名義宣、秋田転封
著者等紹介
七宮〓三[シチノミヤケイゾウ]
1928年東京都生まれ。香川大学経済学部を経て岩手大学教育学部卒業。岩手日報東京支社編集部長。みちのくコカ・コーラ・ボトリング(株)取締役。富士大学教授。現在、同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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2
新羅三郎義光から佐竹義宣の秋田移封までの佐竹の主に戦史を解説したもの。常陸で勢力張ってからも身内同士の争いでずっと戦い続けていたんだなと感じた。室町時代はずっと戦争していたイメージしかない。せめて秋田移封後の義宣が死ぬ頃までは書いてほしかった。2014/08/10
9rikaz00
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古代から中世にかけて、新羅三郎義光から右京大夫義宣までの佐竹氏の事績をまとめた本。特に戦国期の義昭、義重、義宣の三代に焦点を当てて詳細に記している。表題に秋田と記してあるが、本書は秋田転封後の佐竹氏についてはほとんど触れていない。自分は茨城時代の佐竹が知りたかったので大きな不満はなかったが、秋田藩時代の佐竹曙山や佐竹義和に関する記述を期待したひとは騙されたと感じるだろう2011/10/18