出版社内容情報
2006年からの経済変動を大胆に予測する。
2007年から、いよいよ日本は「国家破産時代」に入る。その時、日本経済に何が起きるのか? どう対処すべきかを鋭く指摘する。
国民の金融資産総額1,400兆円を、国家の債務総額が超える日、日本はつまり国家破産していることになる。なぜならば、借金を返せる可能性がまったく無くなって、債務不履行、デフォルト、という状態になるからだ。現在の国家の債務総額は、著者の推定では、少なく見積もっても1,100兆円。ここ数年は、国債だけでも毎年60兆円強ずつ増えているから、地方債その他を合わせれば、リミットまで長く見ても2~3年だ。常識的に考えれば、日本は2007年頃から経済大変動に見舞われる。日本国債の信用が無くなり、価格が暴落する。長期金利は高騰し6~10%にはなるだろう。為替は1ドル300円ぐらいか。そして、年30%超のハイパーインフレになるだろう。もちろん、今までとは比べ物にならない大不況状態だ。本書では、こんな「まさかの時代」の到来を予測すると共に、厳しい時代にどう対処してゆくべきかを詳しく説き明かす。
●第1章 「次にくる波」とは何か
●第2章 国家はつぶれることがないと信じ込んでいる日本人
●第3章 日本国政府はもはや破産している
●第4章 ハイパーインフレを迎え撃つ覚悟をするしかない
●第5章 ハイパーインフレの下、「勝ち組」と「負け組」にはっきりと二極分化
●第6章 必要になる、二つの哲学と戦略
内容説明
長期金利6~10%、1ドル=300円、年30%超のインフレ、そして大不況の到来。「まさかの時代」を生き残るための法則とは?2年後からはじまる「国家破産時代」にどう対処するか。
目次
第1章 「次にくる波」とは何か
第2章 国家はつぶれることがないと信じ込んでいる日本人
第3章 日本国政府はもはや破産している
第4章 ハイパーインフレを迎え撃つ覚悟をするしかない
第5章 ハイパーインフレの下、「勝ち組」と「負け組」にはっきりと二極分化
第6章 必要になる、二つの哲学と戦略
著者等紹介
浅井隆[アサイタカシ]
経済ジャーナリスト。1954年東京都生まれ。学生時代から経済・社会問題に強い関心を持ち、早稲田大学政治経済学部在学中に環境問題研究会などを主宰。一方で学習塾の経営を手がけ学生ビジネスとして成功を収めるが、思うところあり、一転、海外放浪の旅に出る。帰国後、同校を中退し毎日新聞社に入社。写真記者として世界を股に掛ける過酷な勤務をこなす傍ら、経済の猛勉強に励みつつ独自の取材、執筆活動を展開する。現在日本の問題点、矛盾点に鋭いメスを入れる斬新な切り口は多数の月刊誌等で高い評価を受け、特に1990年東京市場暴落の謎に迫る取材では一大センセーションを巻き起こす。その後、バブル崩壊後の超円高や平成不況の長期化、金融機関の破綻など数々の経済予測を的中させてベストセラーを多発し、1994年に独立。1996年、従来にないまったく新しい形態の21世紀型情報商社「第二海援隊」を設立し、以後その経営に携わる一方、精力的に執筆・講演活動を続ける
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