出版社内容情報
玄人好みの京都の散策法32ルートを紹介。
京都は、「大人の旅」の登竜門。旅の通として京都を歩くなら、是非知っておきたい32のルートを、美麗な写真を交えて楽しく紹介!
歴史と文化の蓄積が、そのまま、街の奥深い魅力となって息づいている京都。旅する人の気分や目的によって、百人いれば百通りの顔をしてみせてくれる、興味尽きない場所である。たとえば、旧き京都の日常の雰囲気が最も残る「新町通り」をぶらぶら歩くと、どんな風景にぶつかるか。人ごみを避けて、静かにゆっくり堪能できる桜の名所とは。魔界といわれる街の秘密をのぞく、ミステリールート……など、本書では、初めて行く人でも10倍楽しめる散歩道32を、予備知識を満載したエッセイスタイルで紹介し、心強き旅の友を目指すとともに、このような街を作ってきた“京都人”とはどのような人たちなのかについて考察する論考も収録。おきまりのコース、旅行書では決して味わえない、“本当の京都”と語り合う瞬間を演出する。みんなが行かないときに行く、知る人ぞ知るを味わう、先人の隠れた足跡に触れる、そんな旅がしてみたい人のための、手軽な一冊。
内容説明
初めて行く人でも、10倍楽しめる!おきまりのコースでは決して味わえない、“本当の京都”と語り合う瞬間。みんなが行かないときに行く楽しみ。知る人ぞ知るところをあじわう喜び。偉大な先人の足跡にふれる心おどり。そんな旅がしてみたい人のための本です。
目次
洛中(京町家と京都人を訪ねる長い町歩き―新町通;祇園祭、屏風祭 ほか)
洛東(岡崎で、誇り高き近代の美に出会う―平安神宮、細見美術館;伝統ある色気がにじむ祇園 ほか)
洛北(上賀茂の濃密な清浄さ―上賀茂神社と社家町;高雅な文人趣味の詩仙堂―二段構えの花の庭 ほか)
洛西(歴史と旅情の嵯峨野清遊―別荘、草庵、古刹;嵯峨菊と名月を愛でる―大覚寺、大沢池 ほか)
洛南(食の都伏見、水の都伏水;花の壷庭の小野小町―随心院)