出版社内容情報
決死の告白でようやく想いを通わせた雛花と志紅。
だが、仮死状態だった兄・黒煉の体に、志紅に宿っていた男神・伏羲(ふっき)が戻ってしまった。
このままでは兄の自我が食い潰されると焦る雛花は、瀕死の志紅とともに禁城を脱出。
渾沌の魔・丹朱から解決の糸口を探ろうとするが!?
「何もかも片付いたら、俺と結婚して欲しい」
柵(しがらみ)から解き放たれた二人の結末は!?
内容説明
決死の告白でようやく想いを通わせた雛花と志紅。だが、仮死状態だった兄・黒煉の体に、志紅に宿っていた男神・伏羲が戻ってしまった。このままでは兄の自我が食い潰されると焦る雛花は、瀕死の志紅とともに禁城を脱出。渾沌の魔・丹朱から解決の糸口を探ろうとするが!?「何もかも片付いたら、俺と結婚して欲しい」柵から解き放たれた二人の結末は!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
57
最新刊シリーズ第4弾で、完結巻!今までで1番表紙も綺麗で好きだし、人物紹介の書き下ろしが迫力。最終決戦でシリアス多め&血生臭くなってきたこともあり、ラブ度低めでちょっと物足りない…折角思いが通じ合って確かめ合うこともできたんだから、もうちょっとこう何か…大団円ハッピーエンドは幸せだけど…!と思っていたら、後日談で盛り返してくれました!(≧∇≦)シリアスなのに相変わらずテンポ良いノリとツッコミなどが面白く、けど漢詩などもありバランス良く楽しく読めました。あとがきにまでもドラ◯もんwありがとうございました!2019/05/18
よっち
31
決死の告白でようやく想いを通わせた雛花と志紅。だが、仮死状態だった兄・黒煉の体に志紅に宿っていた男神・伏羲が戻ってしまう第四弾。兄を救うため雛花が瀕死の志紅とともに禁城を脱出、丹朱から解決の糸口を探ろうとする展開でしたけど、まさにラストまで駆け抜けたというか文字通り怒涛の展開でしたね…でも千年前の因縁も、黒煉のことも二人の仲もきちんといい感じに収まった結末には何かほっとしましたね。最後まで相変わらずな二人に周囲の反応も苦笑いでしたけど、だからこそ最後の最後でようやく素直になれた様子が可愛らしく思えました。2019/06/23
ぐっち
30
昨今の出版事情を鑑みて、だいぶ駆け足な最終巻でしたが、収まるところに収まった話で良かったです。雛花も志紅もがんばった(いろんな方面に)!2019/05/18
ちり
4
4巻で完結。もう少し続くと思ったけど意外とすぐに終わってしまった。収集つかなくなってきた…と思ったのにきちんと落としどころを見つけてくるのは流石だなと思う。シリアスな展開だから糖度が圧倒的に足りない。後日談まで志紅が不憫でこの人本当に苦労人だな…2020/01/23
みや
3
☆☆☆☆2022/10/22